サルスベリというのは、結構どこにでもある植物である。
でも、結構大きくなるのに、それでもお庭に植えられて、
しかも虫やらなんやらもつきやすいので、丸坊主にされてしまうことが多い。
我が家の隣家にも、なんだか適当に小さくされているサルスベリがある。
なんだか気の毒な感じであるが、大きくなるにきまってるのに植えてしまった場合、
こうなるのだろう。
なので、どんな葉だったのかよく注目する機会があまりない。
だが、このように小さい場合は、その美しい新芽をものすごくたくさん楽しめる。
そして、夏になっても妙に美しい、陰影のある葉はずっと続くのだ。
このサルスベリは矮性で大きくならないらしい。
どれぐらいになるかはもっとそだてないとわからないが、
それにしてもこの新芽はどうだろう。
オレンジに輝く新芽。
こんなにもきれいな芽吹き、あの大きなサルスベリたちが一斉に芽吹いても
このように美しいのだろうか?
夏に赤い花が欲しくて買ったサルスベリだが、
この新芽の美しさを知らなかったので、買った良かったなあ、と心底思っている。
この芽吹きを知っていたら、もっとたくさんのお庭好きたちがこぞって買うのに、
なんて思ってみる。
たくさんの魅力を伝えてくれたら、きっともっと園芸が好きな人が増える。
そんな活動の一環になったらいいなあ、と思いながらブログを書く日もある。
この春の一番素晴らしい姿、
サルスベリ・ペチートレッドの姿をよく覚えておこうと思うのだった。
庭主はは猫まんがブログもやっています。
興味のある方は以下の画像からどうぞ。