Cちゃんの乳児期はミルクの飲みが悪かった

体重の増えには気を使ったものだ



哺乳瓶の乳首を色々試したもので、妻とも常々話し合い、試行錯誤したものだ



サイズを大きくしたり、小さくしたり

キリで穴を広げたり。。。



苦労はしたが、低出生体重児なんでまぁこんなもんだろうとは思った



それでも健康に過ごしていることを愛でたい気持ちのほうが大きかった



離乳食が始まって以降も自らあらゆる食事をパクパクとはたべなかった



それは今も一緒で、4歳を前にして、未だに自分から食べようとはなかなかしないので、全介助である



基本的に食に興味がなく、これ食べたい!とかこれおいしい!とかほとんどない



妻はお母さんといっしょを見るたびに、「この番組、食べる子しかでんよな」



そりゃそうだろう。ランチプレートを前に放心してる子なんてNHK様がうつすわけなかろう



ところで、初めてイチゴを食べたときに、びっくりするくらいパクパク食べたときの私達の喜び様ときたら、GCU退院時よりはるかに歓喜したものだ



いつまでもは続かなかったけどね



それでもチョコとイチゴが比較的好きなので、最近の朝食は、起きてすぐ「紗々」を1つくわえさせ、しばらくしたらチョコパイを1個かじらせ、イチゴにたっぷりと生クリーム(カロリーアップ目的)をのせて、なんとか食べさせている



この朝食メニューはヤバすぎるだろ。これでさえも全部食べるわけではない



チョコパンは一時期食べてたが、それすら最近は食べない



もちろん虫歯には気を付けている



妻は体調があまり良くないときも子どもの食を思い、よく夕食を作っている



噛むのが嫌いなようで、できるかぎり柔らかさを意識して作っている



夕食は10分も座っていない

遊び始める



もしくは「シングみる」「氷のお姫様みる」とかゆーてきかないので、ディズニープラスとかネトフリを見ながら食べるのだが、それはそれで気を取られてなおさら食べない



さすがにね?世の中の3歳、4歳児はこんなもんだよ、とは言い難いよね



妻はほんとに子どもの食事にストレスを感じている



妻は「私は幼少期から食べる人やから全然理解できん」といつも言っている



ちなみに、私の幼少期は娘と同じく「食べない人」だったので、気持ちは割とよくわかる



なので、魚は飲み込むのつらいからちゅーちゅー吸って出したいのね、わかるよ



炒めたじゃがいもも今日は外がサクサクすぎて噛むのツラいか、わかるよ



米は基本的に汁物にひたさないと食べづらいよね、わかるよ



とか言いながら?いや、「わかるよ」にも限界はあるが。



まぁそうやってなんとか共感性を見せつつ食べさせている



しかしこちらも仏ではない。

口が空いてるのに他事しはじめたら

「あと!10秒で!パパがCちゃんの大好きなお米を!食べます!!10!9!。。。」



。。。脅しを日常的に取り入れるのはほんとによくない。ほんとに。





そうそう、妻が食べさせるときは大きめのスプーンモリモリに盛って口に突っ込むの、あれやめてほしい



「だって一口が遅いから」というが、噛まないことを助長してる気がするし、柔らかい食材とはいえ喉に詰まらせそうで怖い





色々言ったが、兎にも角にも、食に興味がない。時間がかかる。



これに関して私達がしてることは、申し訳ないが、皆様に参考にして頂けるような大層なことはできてない



というか、発達外来フォローで普通に怒られそうなことしてる



それでも、私達の願いは切実だ



少しでも、ほんの少しでも多く、早く、たべてくれ。たのむ。。。お願いだ。。。



なんか知らんが、コツ?として、支援センターやら小児神経の先生にもよく言われるが、30分とか40分で一旦切れと言われる



しかしうちの子は時間をかければなんとか食べてくれるし、とにかく痩せさせるのが嫌なので、うちでは時間をかけてなんとか食べさせている



だって、切ったところで結局欲しがらねーし



食のこだわりって言うのか?これ



でもこの食事のエピソードはかかりつけの発達外来の先生的にはASDの特性と捉えて下さっている



今後の療育で進展があればまた書こう



もっとまともなことを書きたい



やべぇ朝食のメニューを赤裸々に語りたくない



今回は診断のきっかけの1つになった食事について書いた

でも実はこれは発達外来受診の一番のきっかけではない

次回その「場面緘黙(ばめんかんもく)」について書こうと思う