知的障害児の伸びしろは測れない | ちび姫☆成長日記~痙性麻痺と軽度知的障害

ちび姫☆成長日記~痙性麻痺と軽度知的障害

2012年生まれ・周産期の頭蓋内出血による痙性麻痺・軽度知的障害あり。そんなちび姫の成長&療育日記。
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はからずも、上下ジーンズのちょっと変なコーディネートになってしまいましたが、ちび姫は今、待合室のビデオ「SING」に釘付け。


療育に通っていた幼稚園の時、車の中で何度も何度も繰り返し見たはずなのに、「もう忘れた」と言っている。


ワクチン接種後、30分、経過観察なので、大人しくいてくれるのは助かりますがにっこり



午前中、私ひとりで心理検査の結果を聞きに療育センターに行ってきました。


3年前(就学前)と、そう大きな変化はないのかな、と思います。


逆コナン君の程度は、外見は小学3年生、中身は幼稚園生、くらい。処理速度だけ他に比べて能力が少し突出していますが、それでも健常の子どもさんの7、8割。


言語能力の低さが全体IQを引っ張り下げていますし、この部分の低さがワーキングメモリーの低さにリンクしているのかな。


元々診断されている知的障害児の家族としては、結果を見てどう思うのが正解なのでしょう?


少しでも能力が伸びてほしい?


伸びればそれはそれで嬉しいことなのかもしれませんが。


脳に器質的な問題が生じて(新生児の時のクモ膜下出血と、それによる後遺症)いるのですから、ある意味不可逆的。

大人と違って、もとある機能が損なわれたのではないので、子どもはゴールがどこになるのか(知的発達の上限?)わからない。とりあえず努力し続ける?


もしかしたら、私たち知的に問題のない大人が、ラテン語やアラビア語、数学のABC予想を証明しろ、くらいの難題を突きつけられてるような困難さを子どもに押し付けていないのかな。


伸びしろ問題。