久しぶりに予定表以外のblogを書く余裕ができました。
チームの記録を残す大切なblogなのに、なかなか手付かずで時が過ぎていることに大反省しております。みなさま、ごめんなさい🙇♀️
10/8〜9 初の2日間開催で行われた宮城県小学生ハンドボール大会 東北ブロック大会予選
いつもタイトになってしまう男子の試合を改善する目的での初の試みでした。
まずは結果から…
男子 1位 HC黒川 2位 大崎ハンド
3位 古川GE 4位 仙台東 5位 仙台あおば
女子 1位 古川GE 2位 HC黒川 3位 大崎ハンド
今年のスタートから、ずっーっと勝てなかったGE男子…試合経験が少ないことや、6年生が今年度からようやくメンバー入りしてくれたものの、まだルールもわからないまま試合に出てくれているというチーム事情により、勝利がまだまだ先にあるなぁという日々でしたが、練習を楽しみ気合だけは十分で
真面目に頑張っていました!
この県大会は「男女一緒に東北ブロック大会へ出場する‼️」そう強く願っていたのは指導者も同じでした。今年はまだ県大会で1勝もしていない男子だけど一戦必勝を胸に、コツコツと積み重ねてきたものが開花したらいいな。そんな気持ちで大会を迎えました。
大会を目前に、ある日の練習で
「男子の気持ちが一つになっていない、みんなバラバラだよ、勝利を目指すチームはいつも団結してなきゃいけないよね」そんな話をしました。
いろんなアドバイスも刺さりそうですり抜けていく
そんな男子でした。それは当たり前です。まだ、成功したことがない、勝つ喜びを実体験したことがないから何をどうしたらいいのかがわからなくて当然なんです。
初戦の黒川戦はパスキャッチミスなどから黒川の得意とする速攻プレーで何点もとられ、自分たちがしたいプレーが何一つ通じないまま終わってしまいました。
「こんなハンドボールをしにきたの?」
考えるより疲れが先に出てしまい、切り替えられずにいましたが、「みんなが東北大会に出場するためには残りの試合全勝するしかない」
だから、チャンスはまだある!
気持ちのエンジンがかかれば、きっとこの子達はできる!できる!できる!指導者もそう信じて残りの3試合に全集中しました。
急激な成長を遂げた時、よく「化ける」と言う言葉で表現しますが、まさに仙台東戦は「大化け」と言う言葉が適しているだろうとおもう試合でした。
6年生が少しずつ培ってきたものが一気に爆発的な力となりチームを元気にしてくれました。
仙台あおば戦はさらにパワーアップしてGE男子がもっている本来の力が絶妙な結束力を生み出して勝利へとつながりました。苦しい場面もありましたがなんとか勝ち切れたいい試合でした。
目標としていた一戦必勝で一つ一つ目標に近づき最後の大崎ハンドさんとの試合になりました。
バランスのいいチームです。「ちょっと頑張ったじゃ勝てないよ!帰りはもう歩けない、それくらい頑張らなきゃ‼️できる?」と聞くと全員「ハイ‼️」と元気に答えてくれました。
きっとこの気持ちで立ち向かったなら、今の男子ならいい試合をするだろう…そう確信しました。
大崎ハンド戦はやはり苦しい展開でなかなか突破口が見つけられないまま後半へ
「今の男子ならきっとやれる」
Jクイックハンドボールの目的である積極的なディフェンスで速攻へとつなぐ作戦へと戦略変更し
私自身覚悟を決めて指示を送りました。
まだまだ足が止まらぬ限りきっとチャンスはある!と。
相手の攻撃がGEのマンツーマンディフェンスによって崩れ始めたところを粘り強くボールを拾って速攻‼️ 気づけばかなりの点差だった試合が1点差まで追い上げていました。
が、しかしタイムオーバーで1点差で試合終了
残念ながら負けてしまいました。
このチームになって初めて心から悔しく
そして心から嬉しい男子の試合でした。
1つの大会で勝つことの喜びと1点の重みを痛感する悔しい思いの両方を経験できるなんてとても素晴らしいことだとおもうのです。
偶然ではありません。この勝利も敗戦も全て今の男子に必要なこと…まだまだ伸び代あるなぁと。
4ヶ月前は全敗した男子がこの短期間でここまで成長することができた‼️
一生懸命頑張って、負けても負けてもへこたれず
立ち上がってきた結果が開花されて本当に嬉しく思いました。
見事、東北ブロック大会の出場権を獲得することができたー‼️
心身ともに一皮むけた男子は全試合が終わってもアップ用コートを使って練習してたのです。
「勝って自信がついた後は負けてもさらに強くなる」 これからの男子に期待をしています
男子がだいぶ長くなりましたが、続きましては女子
です。
夏の全国大会を通して女子は結束感が増していました。なので自分たちで話し合ったり、練習も自発的だったりしています。
ただ勝てばいいのではなく、練習してきたことをしっかりやる‼️ができたらいいなと思い大会に臨みました。
結果は優勝できましたが、今の女子は勝利の中にまたひとつ新しい物を見つけ出して欲しい、
もっと強くなって欲しい。と願うだけに、この大会では得るものが少なかったような気がするのです。
次回、やきそば杯blogへつづく