我が家の冷蔵庫にはたくさんの植物の種がストックされています。

 

いつか蒔くだろう、今年はムリだけど来年は蒔くかもしれないな。

折角種ができたから取っておこう。

 

そういう種でいっぱいになってきました。

 

ひんやりと冷やされた種はいつの日か目覚める日を夢にみて眠っています。

私たちニンゲンもこういう風に自分の中にある可能性をたくさんストックしているのかもしれません。

 

 

せっかく手に入れた種も、まかなければ芽ぶくことはありません。

せっかくまいた種も水をあげなければ育つことはありません。

 

そうやって、自分の中にある種を一つ一つまいて

育てていかなければ何も起きないのですね。

 

まいてみても芽がでない種もありますし、芽吹いても弱くて全然育たないものもあります。

 

ニンゲンの中には∞の可能性が眠っているけれども、

どれが大きく成長するかはやっぱりまいてみないとわからないのかもしれません。

 

種まきしてみる=行動してみる

世話をして育てていく=継続して努力していく

 

ということなのでしょうか。

 

 

発芽するには様々な条件があって、温度・時期・水やりの方法・事前の下処理など、品種によって様々です。

なぜだか普通にまいても全く発芽しないナゾの球根とか種もいっぱいあって、どうしたらよいのか全くわからないものもあります。

 

人がその種を無事に発芽させるだけでも、いろんな要素があって一筋縄ではいかないのかもしれません。

 

物事にはタイミングも順番もある

 

ということなのでしょうか。

 

 

 

種をみるたびに本当に不思議な気持ちがします。

種類によっては粉のような小さなものもあります。

 

それが芽吹いて、やがて大きな立派な植物に成長していくのは、見てるだけで楽しいものです。

もしかしたら神様もそんな風にニンゲンをみてるのかもしれませんね。

 

だから人生でおきる色んな事というのは、当人からすれば本当に大変だったり、悲しかったり、とんでもない不幸もありますけど、

すごい幸せもすごい不幸も同じようにただ起きていることに過ぎないのかもしれませんね。

 

種まきが成功して、ようやく芽が出てきても、それを守り育てるのには

ルールも法則もあるのでしょう。

 

いろんなことを学びながら、折角の小さな芽ぶきを育てていきたいと思います。

いつか大きな木になっていくといいなと思います。