楽器ネタで記事を投稿したことが
過去何度かありますが,そういえば
今までベース関連のネタを
投稿していませんでした.
なぜ,ベースの話題を
書いていなかったのは
ただ単に投稿するほどの
ネタがなかったから
です.
しかも現在進行形でベーシストとしての
活動をしていないのでネタなんて
書ける筈もありませんw
そこで,
なぜ「ベースを弾かなくなったのか」
書いてみることにしました.
ベースを弾かなくなったのは次の理由です.
・需要の拡大
・総合力の向上
・アイデンティティの喪失
-解説-
・需要の拡大
これは単純に,できるパートを増やした方がバンドで呼ばれる確率が上がるのでは?という考え方です.
当時,ベーシストの知り合いが多かったので,自分がパートチェンジすれば共演できるよね,というノリです.
でもそのためにはどのジャンルにも対応できる腕前が求められるわけであって・・・
・総合力の向上
最終的に一人バンドという形式を
目指しているのですが
「ベースの練習に充てるくらいなら
他のパートの技術を上げる方が先だ」
という理由です.
受験勉強に置き換えると
「得意科目を伸ばすくらいなら
苦手科目の克服に充てた方が
伸びしろはあるし,総合的に
得点を稼げるぞ」
と同じ考え方です.
・アイデンティティの喪失
一番の理由は恐らくこれです.
曲を聴きながら練習していても,気が付いたらギターリフと同じところを弾いてしまい,「果たして,これは練習になるのか?」と一人困惑する.
→挙句の果てにはギターソロのパートをベースで再現しようと意気込み,ベースの役割を見失い葛藤する.
→役割遂行を心掛けるも,ベースの特性上,ベースラインを複雑にしすぎては曲全体のバランスが崩れるし,かといって,単調過ぎてもつまらない.
→これらのバランスをうまく調整するのが難しい.
→結果,悩みすぎて,自分が何をやっているか判らなくなってしまった
という流れです.
このことに悩んでいた頃
ドラムへの転向の機会に
運よく飛びつけたこともあり
以上の理由でベースから
一旦離れることとなりました.
他人からどの楽器がメインか
訊かれると,やはり「ベース」と
即答したり,楽器をやっている
知り合いからは
(現ドラマーなのに)「元ベーシスト」と
紹介されたりするあたり
心はベーシストのままなんだろうなと
実感します.
これに限らず,
何かを究めようとするうちに
自分が何をしているか
わからなくなってしまう
ということはよくあるんじゃないでしょうか?
追記
実は,最近ギタリストとして人前に立つようになり,更にややこしいことになったのですが,それはまた別の話.