私が思う、今の時代最も売れている(売れ続けている)作品は「スマートフォン」 | 稲田一馬のブログ(2010〜2018)

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熊本出身、流しを行うロックンローラー。持ち歌1,200曲習得。
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弾き語りCD、相場はだいたい1,000円。バンドCDだと2,000円~3,000円ぐらいでしょうか。

これらの作品はすべて購入型。支払いは当然、1回のみ。(※リボ払いを除く。てかアーティストのCDを分割で払う人おんのか。)私のCDも、1枚1,000円(税込)で販売しております。

 

しかし最近、こんな言葉をよく聞きます。「今の時代はCDが売れない。」

確かに周りを見ても世間の情報を調べても、こちらは紛れもない事実だと私も思います。

 

そこで先日、ふと考えました。では逆に、今の時代最も売れている作品は何だろう。

しばらく考えて、私なりの結論が出ました。

タイトル通りですが、私は、今の時代最も売れている作品は「スマートフォン」だと思います。

 

スマートフォンは(格安でも無い限り)5,000円だったり10,000円だったり。それも毎月かかる契約型です。

 

では仮に、歌い手のCD(作品)が5,000円。それも毎月発生したら皆さん支払ってくれるでしょうか。

私だったらたとえその歌い手がどんなに大好きでも、どんなにかっこよくても、そしてどんなに音源のクオリティーが高くても、5,000円を毎月支払いだとまず手を出さないですね。てか出せないです。

しかし今の時代、スマートフォンは我々世代は勿論、ご老人から中学生いや小学生でも持っていると聞きます。いや幼稚園児も持ってるかもしれません。

 

そこで改めて分析致しました。

なぜ人は、毎月5,000円も6,000円もする作品「スマートフォン」を、そんなもんだろうとさほど疑問を持たずに何年も支払い続けることが可能なのか。CDと何が違うのか。

 

理由は色々出てきましたが、やはり大きな違いは「変化」かなと。

CDは、たとえクオリティーがどえらい抜群でも、時間経過に対する「変化」はまず不可能。

しかしスマートフォンは、更新だのアップデートだのアプリダウンロードだの、絶えずそしてめまぐるしく「変化」している。それも新しく。

なるほど。今の時代、「変化」それも改善改良していくものが売れる(売れ続ける)と推測。

 

そこからさらに考えました。では作品をCDではなく、作品を自分に置き換えたらどうだろうか。

生きていくという面で、自分がこれから歌い手として生きていくには、絶えず「変化」をし続け、さらに新しいものを追求していくことが必要なのではないかと。

 

変化が無いものには未来が無い。さらに変化といっても、新しいものを追求しなければいけない。

なんとまあシンプルな実力社会ですね。すごくわかりやすくてありがたいです。

 

さあ明日はLIVE。書いたとおり、変化の無いことや同じことやっても仕方がないんで、新曲交えて新しいものを追求したいと思います。どーぞよろしく!

 

2/19(月)谷町九丁目ワンドロップ(大阪)
大阪府大阪市中央区谷町9-3-11 東谷町ビルB1
(地下鉄谷町線「谷町九丁目」駅 4番出口方向 駅構内)
OPEN/19:30 START/20:00 TICKET\1,500(1drink別)
稲田一馬/サフラン/siva
◆1番目20:00から出演致します。