今週、
突如これまでミキシングやエンジニアリングで使用した様々な機材を売却し、
今後はそれらの仕事を受けないことをツイッターで発表して、
一部メディアで「引退宣言」と報じられたDJ Quik(DJクイック)が、XXLmagのインタビューで心境を語っている。

まず、
「引退するとは言ってない」
と音楽から身を引く意志がないことをはっきりさせた上で、

「ただ音楽ビジネスが変わり、受け入れられないことが色々と出てきた。
昔は結構な額のギャラをもらって、他のアーティストのエンジニアリングやミキシングを受けていた。
でも今はその額がかなり少なくなった。
エンジニアリングやミキシングというものがかつてほど重要ではなくなったということなんだと思う。
他のアーティストとスタジオに入り、企業秘密を披露しても十分なカネが出ない。
そこに価値があると見られていないんだろう。
だからそういう仕事はやめることにした。
オレが今後若いアーティストのエンジニアリングをやることはないよ。

若いアーティスト、新しいアーティストにオレの仕事を教えたり、彼らのサポートをしようとしても、その対価を払うリアルなレコード会社がなくなってしまった。
そういうことだ。
自分の培ったスキルや経験は墓場まで持っていくしかない。

オレの仕事を求めて、音楽チャートの常連アーティストたちが5,6桁(ドル)のギャラを払ってきたんだ。
それをタダみたいなカネでやってられるかってんだ」

と、デジタル化が進んで音楽ソフトの売上げ減少に歯止めがかからないことから、レコード会社の予算が減り、結果、制作の単価が落ちるという負の連鎖に嫌気が差していることを認めている。

ただ「引退ではない」と明言しているように、自身のプロジェクトや、予算をしっかり取れて仕事に見合った対価を払えるアーティストの仕事は今後も受けることも付け加えている。
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Snoop Doggがホストを務めた今年のBETヒップホップ・アワードの模様が米で放送された。

収録時点で話題になっていたTDEクルーのCypherや、2Chainz、Meek Mill、French Montana、Bone Thugs-N-Harmonyのライブパフォーマンスなど今年も見所は多く、アワード全体としては、
3rdアルバム「Nothing Was the Same」をリリースしたばかりのDrakeが"Started From the Bottom"で【最優秀HIPHOPビデオ】を獲り、Kendrick Lamarの「good kid, m.A.A.d city」が【最優秀アルバム】に輝くなど、2人の活躍が目立つ結果となっている。


■2013 BETヒップホップ・アワード 主な受賞結果

●最優秀HIPHOPビデオ
Drake "Started From the Bottom"

●最優秀グループ/コラボ・ビデオ
A$AP Rocky ft. Drake, 2 Chainz & Kendrick Lamar "Problems"

●年間MVP
Kendrick Lamar

●最優秀リリシスト
Kendrick Lamar

●最優秀ライブパフォーマー
JAY Z

●最優秀プロデューサー
Mike WiLL Made It

●最優秀DJ
DJ Drama

●最優秀アルバム
Kendrick Lamar「good kid, m.A.A.d city」

●最優秀ソング
Drake "Started From The Bottom" (Produced by Mike Zombie & Noah "40″ Shebib)

●最優秀クラブバンガー
French Montana ft. Rick Ross, Drake & Lil Wayne "Pop That" (Produced by Lee on the Beats)

●最優秀新人
A$AP Ferg

●最優秀ミックステープ
Big Sean「Detroit」

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