こんにちは、Wataです。
いつもお問い合わせありがとうございます
毎週金曜日は「オーストラリア就職を目指す留学」です
オーストラリア移民法は特に2019年後半に大幅な変更が相次ぎましたし、各職種の就職状況なども変わってきているかと思いますので、2020年の最新情報をお届けいたします
まず、将来的に永住ビザを視野に入れて留学をする場合、
MLSSL(Medium and Long-term Strategic Skills List)というオーストラリアで必要とされている職業のリストに含まれている職業の勉強をオーストラリアで最低2年以上する必要があります。
(職種によって、大学卒業が必要な場合、専門学校卒業でOKな場合、大きく2つに分かれます)
※過去の「オーストラリア就職を目指す留学」シリーズは、「テーマ」のなかで「オーストラリア永住権」をクリックしてください
引き続き、最新リストに記載のあるコースをご紹介していきます。
第8弾は、臨床検査技師(科学者)コースです
日本語で何と呼ぶのかはっきりと分かりませんが、いわゆる臨床検査技師は「Medical Laboratory Technician」で、この職種は残念ながらMLSSLには含まれていません。
しかし、このMedical Laboratory Scientistであれば、職業リストに含まれている職種となります。
行う業務はほとんど一緒かと思われますが、Scientistのほうが少々レベルが高く、学位に関しても専門学校卒ではなく、大卒学位が必修となってくるという違いがあります。
臨床検査技師(科学者)は、検体検査、生理学的検査などを行うスペシャリストで、例えば血液検査や尿検査、細胞の検査など、幅広く医療分野での検査全般を行います。
(PCR検査をするのも、この臨床検査技師さんです)
基本的には患者さんに接するということではなく、”検体”を相手にしていきますので、ある意味地味なお仕事かもしれませんが、特にこのコロナウィルスの広がっている状況で非常に大切な役割を担っています
病院での勤務はもちろん、ここ最近は検査に関しては外注するような病院も多いので、検査専門機関、いわゆる”ラボ”でのお仕事になります。
この臨床検査技師(科学者)になるためには、上述の通り最低でも大学卒業が必要で、通常4年間のコースとなります。
ただ、医療系には珍しく、必要な英語条件はIELTS6.5というケースが多く、ある意味入りやすい学部かもしれません
また大学によっては理系科目(数学や化学など)を高校以上のレベルで履修していることが必要な場合もあります。
そして、卒業後に資格取得のために検査技師の協会へ申請が必要となるのですが、その際の必要な英語条件もIELTS7.0(General試験でもAcademic試験でもどちらもOK)で、しかもOverall(平均)7.0でOKです
他のほとんどの医療系職種では、AcademicのIELTSで平均ではなく全セクション7.0以上でなければならないので、看護師など他医療職種と比べれば、かなり楽と言えます
最後に、この臨床検査技師(科学者)の協会から認可されている大学はオーストラリア全土でも現在8校ほどしかありませんので、大学、コース選びには注意が必要です。
ここ数年、認可校から外れてしまった大学もありますので、常に最新情報を確認しながら進めていくことが重要です
もしすでに日本で臨床検査技師の学校を卒業されている方の場合は、ある程度の期間単位免除が効く可能性がありますので、まずはお問い合わせください
普段はあまり目立たない存在かもしれませんが、コロナウィルスの影響で世界的に重要視されている職種です
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