皆さんこんばんは。

 

うちの下の子の坊ちゃんは、少し自閉症の傾向がある子です。

 

診断はされていませんが、発達支援センターに、一度相談に行ったときに、

 

支援センターの先生に、『うちの子は、自閉症傾向にありますか?』と

 

聞いたら、『お母さんのお話から、自閉症によく似ている傾向が

 

あるのはありますね』と判断されました。ただ、これは診断ではなく、その傾向が

 

強いかな、くらいの判断にとどまります。診断となると、医師にしもらわなくてはなりません。

 

さてさて、経緯はさておき、小2になってからひどくなった、パニック、かんしゃく、怒る、

 

キレる、泣く、の対処法です。

 

どのネットを見ても、本を読んでも、落ち着くまで待つ、危なくないようにする、怒りは二次感情なので、

 

一次感情を理解する、そもそもパニックにならないように工夫する…など。

 

でも、私が知りたかったのは、予期せぬことでパニックになり、なんでこう、

 

こちら側はそんなこと?と、思うようなことですぐ泣き叫んでは怒るを繰り返すのかということ。

 

なんでこんなに、ちょっとしたことでキレるのか、を知りたい!!

 

キレたときの対策を知りたい!!!

 

なぜすぐキレるのかはわからなかったのですが、一次感情の、不安、つらい、悲しい、虚しい

 

がたまって怒る、キレるという仕組みらしいです。

 

だから、一次感情がたまりやすく、すぐ、二次感情の怒る、キレるに移行してしまうのかなと考えました。

 

その次が知りたくて、ネットをあさりまくり・・・

 

『キレたとき、自閉症の子をいくらなだめても、やさしい言葉をかけても、納得しないし、

 

怒るのをやめることも、泣くことをやめることもない』

 

『その要因となっている、不安だったら、不安要素を完全に除去してあげてはじめて

 

安心して、怒ることをやめられる』と、書いてあったネットを見て、なるほど、と思い、

 

実践してみました。昨日まで、結構必死に本を読みあさったり、ネットをみたり、気持ちは暗かったし、

 

わからないことの解決策が見えず、とても疲れていました…

 

今日も、毎度のことながら、朝からギャーギャーうるさい坊ちゃん。

 

理由はあるんです。

 

そこで、「遊んでいるのに、パパの顔が視界に入ってきて、

 

気持ち悪い!いやだーー!!」と叫ぶ坊ちゃんに、「じゃあ、見えないように

 

前向いてみる??」と聞き、視線が合わないように体を動かすように補助してあげたら、

 

本人の顔が変わり、怒りから、安堵の顔つきになりました!!

 

「これで、パパの顔が見えないね」と言ったら、「うん!ママ大好き!」

 

と、ニコニコ笑顔で応えてくれました!!!

 

いつもの私なら、なんでそんなこと言うんだろう、またキレてる…うるさいなとか、

 

イライラしていました。でも、今日は、彼の、不安になっていることや、不快なことは

 

なんだろう、なぜ、キレて怒っているのかをよく観察しました。そして、これが嫌だったの?

 

これが不安だったね、などと具体的に多分こうだろうなということを彼に問い、

 

あっていたら、じゃあ、こうしてみようか、こうしたら大丈夫だったね!と感情の

 

お手伝いをしたら、絡まっていた糸がするする~ととけていくように、簡単に

 

納得し、泣き止み、遊びの続きをしてくれました。

 

寄り添うだけじゃ、本当にダメな時もあるんだ、不安要素を取り除くという解決策がないとだめだなと思いました。

 

根本的な原因を取り除くことが大事!!

 

いろいろなやり方があると思います。例えば、彼は、すごく泣きながら宿題を

 

やることがあり、対応に困っていました。本当に、こちらが疲弊するくらい、泣き叫ぶのです。

 

今なら、ここがよくわからなかったね、どうしたらいいかな、少し机から離れてあっちに座ってみる?

 

など、いろいろなできない、わからないが重なって、キレているので、一つ一つ解決を手助けすると、

 

おそらく安心を少しずつ、取り戻せると思います。

 

今日何回かあった、ギャーギャー。さほど大したことないときは、泣き止んだらかっこいいよ!

 

今○○できたらすっごくかっこいい!!と誘導したら、子どもらしく、

 

率先してやってくれました!もちろん、できたときは、ほめてあげるのがコツだと思います。

 

わたしは、今日の対応の仕方がとてもうまくいったので、

 

とても楽しい気分になりました。

 

明日ももちろん、ギャーギャー言うので、実践していこう思っています!

 

本当に、ここだけの話、キレまくり、泣き叫びまくりの日々に、うんざりしていて、

 

もういなくなりたい…なんで生んでしまったのだろうか…と、沈んでいたのですが、

 

諦めないで、自分の納得する解決策を見つけられて、本当に良かったなと思っています。

 

やっぱり、あきらめちゃだめですね!!