大響の翌日は関西フィル定期。
土曜日とはいえ、地味なプログラムだし、京響、
大フィルと重なったし、客来ないんじゃね?と
思いきや、意外にも、そこそこ入ってました。
関西フィルに、沼尻さんとは珍しい。それも
そのはずで、何と30年ぶりの共演らしい。
前半は、シベリウスのヴァイオリン協奏曲。
ソリストは、堀米ゆず子さん。自然体で余裕を
感じさせる美しい演奏でした、
ソリストアンコールは、BWV1005よりラルゴ。
後半は、ブラームス ピアノ四重奏曲 第1番の
管弦楽版。生誕150年のシェーンベルク編曲に
よるもの。過去記事を検索してみると、2012年に
寺岡清高×大響で聴いていました。オリジナル
版の方はといえば、昨年のノトス・カルッテット。
あーあれか (でも曲は全く覚えちゃいない)。
前日の交響曲 第4番と違って、やはりほとんど
知らない曲を40分超聴くのは、なかなか大変。
正直、前半は眠たくなってしまう場面もあり。
けれど、終楽章 Rondo alla Zingarese: Presto
(ジプシー風ロンド)の怒涛の展開に圧倒されて
しまいました。沼尻さん、すげー。
最初、何でこんな曲選んだ?と思っていたのが、
まさか、こんなに盛り上がるとは!
結果は、大正解。
Kansai Philharmonic Orchestra
The 347th Subscription Concert
2024/06/22 @The Symphony Hall
Ryusuke Numajiri, conductor
Yuzuko Horigome, violin