昨日は大阪交響楽団の名曲コンサートでした。

PACの定期と重なってしまいましたが、和太鼓

協奏曲や「英雄の生涯」は、あまり好みでは

なかったので、そちらは友人に譲りました。

 

PACのプログラムにもハイドン (太鼓連打)が

含まれていましたが、今回の名曲コンサートの

テーマは「ハイドン兄弟、時めきのハーモニー」。

と言いつつ、1曲目は「ハイドンの主題による

変奏曲」 by ブラームス という変化球でした。

これは上手い選曲。 ハイドンの交響曲を並べる

より断然良い。

 

指揮は、豊中出身の出口大地さん。

第17回ハチャトゥリアン国際コンクール指揮部門

で優勝 (日本人初)。去年のセンチュリーの定期

はスルーしたので、今回初めて聴きました。

 

 

2曲目は、ヨーゼフ・ハイドンの弟、ミヒャエル・

ハイドンのトランペット協奏曲。2楽章形式で

約9分という短い曲。演奏機会も少なそうな

レアな曲でしたが、わざわざソリストとして

来てもらって演奏するにはあまりに短すぎる。

ここは、ヨーゼフ・ハイドンのトランぺット協奏曲

にするべきでしょう。ラインホルト・フリードリッヒ

さんの演奏、もっと聴きたかったです。ショボーン

アンコールもやってくれましたが、これまた

短い曲でした。「シャンパーニュ地方のダンス」

(作者不詳)

 

後半は、兄、ヨーゼフの交響曲第101番「時計」。

途中脱落してしまった、センチュリーのハイドン

マラソン 第2回以来、9年ぶり。

今回のプログラムで最長の曲でしたが、

それでも約29分。軽快で楽しくて、あっという

間に終わってしまいました。

 

次回 (第133回)は、8月10日。菊池洋子さんの

ベートーヴェン 協奏曲チクルス Vol. 2です。

 

 

Osaka Symphony Orchestra

The 132nd Masterpiece Concert

2024/05/11 @The Symphony Hall

Daichi Deguchi, conductor

Reinhold Friedrich, trumpet