「愛すべきアキ・カウリスマキ」

@シネ・ヌーヴォ

 

『枯れ葉』と過去作の計18作を日替わりで上映。

一昨日終了しました。東京のユーロスペースで

昨年12月~今年1月にかけてやっていたものを

そのまま持ってきた企画です。(『ル・アーヴルの

靴みがき』が無かったのは、何故なんだろう?)

全作品観たかったですが、スケジュールの関係

でかなわず。それでも何とか18日間で13作品を

クリアしました。チョキ

 

『枯れ葉』の後も、観た作品全部 BLOGに感想

を書くつもりでしたが、結構なハイペースだった

こともあって断念。その代わり、個人的なTOP3

を選ぶことにします。

 

第3位

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ

初めて観たのは、今はなき大毎地下劇場。

これが、アキ・カウリスマキとの出会いでした。

ツンドラ地帯の田舎からアメリカへと旅立った、

怪しくてヘンテコなバンドのシュールでおバカな

ロードムービー。何じゃこりゃ!でもめっちゃ好き。

1995年の来日公演も行きました。グラサン

 

 

『レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う』も

観たかったな (2回しか上映なくて予定合わず)。

 

第2位

ラヴィ・ド・ボエーム

パリの片隅で自由気ままに暮らす、3人の貧しい

芸術家。胡散臭いけれど憎めないダメ男たち。

悲しいエンディングに、突如流れる「雪の降る

まちを」。初めて観た時は衝撃的でした。びっくり

 

 

第1位

コンタクト・キラー

カウリスマキ作品常連の、マッティ・ペロンパーも

カティ・オウティネンも出てこないけれど、孤独な

主人公のアンリを演じるジャン=ピエール・レオ―

の無表情っぷりが最高です。