高金利(=資源国)通貨の代表とも言える豪ドルと英ポンド。
各国の政策金利は前者が7.25%、後者が5.00%になります。
(2008年6月12日時点)
ところが実際に(1万通貨あたりの)スワップ金利を見てみると
豪ドルが180円、英ポンドが255円と逆転現象が起きています。
豪ドル円 102.25 102.30 -0.47 + 180 - 180 円
ポンド円 211.87 211.96 -1.11 + 255 - 255 円
そこでそれぞれの通貨の為替レートを比較してみましょう。
豪ドル:102.30円、英ポンド211.96円。
1万通貨あたりに必要な金額は
102.30円×10,000通貨=1,023,000円
211.96円×10,000通貨=2,119,600円
それぞれの金利を比較すると
(180円×365日)÷1,023,000円=6.42%
(255円×365日)÷2,119,600円=4.39%
1万通貨でもらえるスワップだけで比較すると
英ポンドの方が多く感じられますが、
実際にスワップをもらえるのに必要な金額で
比較してみると豪ドルの方が高金利だとわかります。