東川 遥 アルバムCD「SPIRIT」収録曲「Crazy Dance」
この曲は、今回はアルバムに合わせて書き下ろしをしました。
SPIRITアルバムを作るにあたり
統一感としてあったのが「ROCK」「ネイティブアメリカン」
「東川遥の音楽性の将来性」。
ここに重点をおいての作品作り。
東川本人からの希望があり
シャッフルのロックを作って欲しい。
というコンセプトがあり。
疾走感とコード感。リフ。構成。音作り。
細部まで、拘らせて頂きました。
といいつつも、演奏はギターと、ベースは一発録音ですが。。。
キダーはストラトのFenderを仕様して
オーバードライブにてフロントピックアップと
リアピックアップで弾いた同じリフをLとRにダブリングに分けて
録音しました。リフは比較的シンプルに努め
疾走感が出るように作りました。
なにげに、リードギターよりも時間がかかったのは
後ろでうっすら鳴っているアナログディレイでしょうか。
アナログディレイはコンパクトのBOSSのDM-2を今年に入り入手して
音源として制作で始めて録音で使いましたが
僕が不慣れなせいもあり、かなり難しかったです。
DM-2は名機として世界中のギターリストに愛されています。
効き方も素晴らしいし、面白い音が作れるのは無限のため
特有のディレイ感を出すツボ探しに
なかなか苦労しましたが。なにげに隠し味としてかっこいい感じに作れたと思っています。
ベースはmoonのジャズベースを仕様。
本当に一発目のベースラインのため
手癖でコード譜無しでのプレイのため。
実はプレイにヨレやミストーンが入っていますが。。。
ファーストインプレッションで弾いたイメージと
この曲に関しては、マルチプレイヤーの面を出したいと考えたので
1テイクで仮で弾いたトラックのままの仕上げにしました。
構成については、この楽曲は
Intro-A-B-C-Intro-A-B-C-kansou-Kansou2-D-E-Outro
という通常のポピュラー楽曲と違う楽曲構成。
特に異国感を出すために
D-Eの構成のコードは
EコードとFコードとGコードをEのオンコードで構成したとこが
ポイントでしょうか。
そのため限られたメロディー展開になるため
音飛びをメロディーでさせているので
ボーカルの音域で聴かせる仕上げとなっております。
もちろんニュアンスも含めて聴きどころでもあります。
ドラムはEzDrummerのメタルキットと生音を組み合わせて音作り。
コンプ感とアンビエンスと、ダイナミクス感を出すために
実はかなりボリュームもかなり上げ足り、下げたりの
エディットをしているのがポイントです。
特にロック楽曲はキックが固くて、lowとMiddleの成分が
ベースとギターに音が吸われるミックスになってしまうものが
多いために、音作りではキックに重点と。
スネアのリムショットの音が響くように考えて作りました。
ボーカルはアクセントにシャッフルの付点音符と休符感を感じてもらいながら
歌っていただき。全体のグルーブに対して。
ボーカルがバンドを引っ張っていく形に
歌を歌って頂いたため、非常に心地の良いアクセントで
楽曲が進んでいく形になっております。
作品は、2013年11月9日。
音倉主催のライブ会場にて手売り販売予定です。
ぜひ会場にてお買い求め頂けると幸いです。