保育園に通う子ども
コロナ禍で家に閉じこもって、早2か月。
家族だけの閉鎖空間で鬱々と過ごす日々が続く
私は、16歳を筆頭に3人の子どもがいる母ではあるけれど、実は小さい子どもとがっつり家にいるのは超苦手。。。
一番上は10か月になるやならずで保育園に入れ、フルタイムで仕事を再開。
7時~20時の認可保育園だけでは間に合わず、20時に一度ピックアップしてから24時間保育園に預けなおして眠りに落ちた1歳児をピックアップしたこと数知れず。。。
一日両親と離れて保育園で過ごし、お母さんやお父さんが迎えに来てくれた
と思ったら、また違う施設に預け替えられる1歳児の泣きじゃくりようと言ったら、こっちが号泣してしまうほど
2番目の息子は8か月で保育園入り。
お姉ちゃんとは違う保育園で、お迎えはいつも最後か最後から2番目。
先生と一緒に保育園の戸締りをしているところに迎えに行くことが多かった
そんな風だから、子どもの気が済むまで公園で遊んだことも、エンドレスのなぜなぜ攻撃を受けたことも、ほとんど記憶にない。
そして、3番目。
8年ぶりの子育ても、やっぱり子どもと家でがっつりとはいかず、生後58日。
預け入れ可能な最小年齢での保育園入り。
実際は、生後1か月の頃には仕事が再開し、現場のそばに夫と車で待機させて、数時間おきに授乳したりもした
子育ては無理せず楽しく!
夫は仕事柄ほとんど家におらず、早朝出勤で帰りは深夜。
定時退勤でも午前様が常の彼は、子どもを愛してやまない子煩悩な満点パパ。
だけど、子育ての助けにはあまりならず、平日はワンオペ必須
両親はどちらも遠方で、気安く子守りをお願いできる環境になかったせいもあって、気が付くと1週間、返事をくれない赤ちゃんとの不毛な会話しか声を発していないなどということも多々あった。
とはいえ、子育ては楽しく、3人それぞれの保育園のおかげで、特に子育てで苦労した思い出はない。
経済力があったなら、子どもはもっと欲しかったぐらい
そう思えるのは、他人の目を気にせず、子育てをアウトソーシングしまくって、愛情をすり減らさなかったから。
16年前は、まだ少し雑音が聞こえたかな。。。
「子どもが可哀そう」とか、「仕事そんなにしてどうするの?」とか。。。
悪気のある言葉ではないし、私もそれに傷つくほど他人の目を気にしてはいないから、別にそう言われたからどうということはないけれど、やっぱり、女性は子どもが生まれたら子どものそばで子育てをするものだっていう固定観念が強かったのかなー
子育ては楽しいけど、それだけで人生終わらないのに、他をすべてあきらめて子育てに専念したら、その後の母の人生はどうなるんだよ
とちょっぴり怒りを覚えつつ、
子どもはいつか手を離れて自分の人生を生きていくし、私だって子どもがいなくなってからもずっと自分の人生を生きていかなきゃいけないし
と言い訳しながら、なんとか仕事をつないで、保育園を利用しながらの子育て生活16年。
子どもたちにはそれなりに辛い思いをさせたかもしれないけれど、たくましく育ち、とにもかくにも、我が家の子育ては、保育園頼みでここまできたのだ。
アメリカでコロナパニック
ところがここへきて、遠い異国の地でコロナパニックに遭遇
保育園も休園になって、5歳の息子と一日中一緒の生活、2か月
けっこう、いや、かなり大変だなーーーーー
特に毎日仕事があるわけでもないし、かわいいし、成長をそばで見られて楽しいけども、
朝から晩まで「ねぇ、ねぇ、ねぇ」の連続で、
「お腹が空いた」
「のどが渇いた」
「おやつが欲しい」
「トイレについてきて」
「ちょっと来て」
がひっきりなしに襲ってくる。。。
とってもダメな母だけど、10に6つはお断り
「自分で行って」
「今忙しいから」
「あとでね」
の連発。。。
スクリーンタイムはどんどん、どんどん長くなり、これまでは厳に管理してきたゲームもなしくずしにOKになり、ダメな子育ての典型みたいになってきた
公園がもともとあんまり好きじゃないうえに、公園閉鎖されてるし、買い物には連れていけないし、家の周りでちょろちょろ遊ぶのが関の山。
ごはんづくりを手伝わせたら、いつもの倍以上時間がかかって、お勉強タイムをつくったらかえって英語と日本語を混同させて混乱させる始末。。。
毎日毎日おもちゃ箱をひっくり返して、あっちにもこっちにもちっさいおもちゃの山ができる。
小さなおもちゃを踏んづけては怒りくるい、「片付けろ、さもなくば捨てる!!」と鬼の形相で説教
あまりにほっとかれるもんだから、一人遊びもだんだん上手になってきて、恐竜と恐竜が正義と悪に分かれて戦ううちに、アベンジャーズになったりして、一列に並んで「Assemble!!」と叫ぶ。
謎なシチュエーションの戦いシーンで「シャー!!」「とー!!」「ガオー!!」「ドカーン!!」と超絶うるさい。。。
ただただ子供に愛情を注いで日々を生きられたら、とっても素敵なお母さんになれるかもだけど、私には無理かも―!!