船便と航空便の出荷スケジュールの確認
引っ越し荷物は2回に分けて配送することになった。
人によっては夫だけ先にアメリカに渡り、生活基盤を整えてから
家族を呼び寄せるという人もいるけれど、我が家はそういうことはしない。
英語がまったく話せない旦那さんは、若干英語でのコミュニケーション恐怖症気味なので
家族全員一緒に渡米するのがベスト。
だから我が家では、配送のタイミングは2回。
引っ越し荷物に載せられるだけ載せて、残りは一部実家預かり。
荷物の管理についても、コンテナを借りたり、日本の自宅に残したりはしないことにした。
3年間コンテナに置きっぱなしの荷物、3年後に取り出して見るの怖いし・・・。
腐ってるかも、、虫沸いてるかも。。
自宅マンションは賃貸に出し、ローン返済の足しに。
だから、配送荷物以外のものはすべて廃棄して、きれいに掃除。
実はこれが一番大変だったなー。
狭い家の中、ゴミっためで生活してたんだなと
悲しくなるほどのゴミの山・・・
ということで、渡米まではこんなスケジュール。
1月末 船便① 出荷(ほとんどの荷物。船便出荷後、1か月強で必要最低限の荷物+船便がアメリカの自宅に届くまでの間に必要な生活物資)
↓
3月1日 梱包・出荷・発送
航空便(渡米直後に必要な当座の生活物資)
船便②(船便①の出荷後買い足したものや
日本での1か月の生活用に置いておいたけど、渡米後はそんなに急がないもの)
実家への宅急便(子供の工作物、古い写真、アメリカでは不要な大事な書類etc.)
↓
3月3日 アメリカに向けて出発
さらに、3月1日の荷造りのタイミングで空港に手荷物配送!
5人家族の我が家の手荷物は、最大10個(預け入れ荷物は1人につき2個まで無料、機内持ち込み手荷物は別)。
航空便は早く着くとはいえ、手元に届くまで2週間以上かかることもあるので、
渡米直後の生活物資を送るには若干心もとない。
自宅に入居後、布団の1枚もないと寝ることさえできないし。
だから、衣類、布団、化粧道具、すぐに使う靴などは手荷物で持って行く必要があるのだ。
2週間ホテル暮らしができるなら、だいぶ違うんだけど。
そして、航空便、船便には食べ物は一切入れることができないので、
日本食で持参したいものはすべて手荷物に入れなければならない。
結果、トランク4個(預け入れトランク(大)3個と機内持ち込みサイズトランク(小)1個)、
そのほか引っ越し用S・Mサイズダンボール5、6個。
さらに、家族それぞれ機内持ち込み用の旅行バッグを1つずつ。
それらを全部、搭乗日当日にタクシーで運んだりできないから、事前に空港に配送。
これは日通では対応してくれないので、ヤマト運輸・空港宅急便で。
渡米フライト日の2日前(一部地域は3日)には出荷しないと、間に合わない。
この渡米直前の荷分けが、アメリカ引っ越しのもろもろの作業の中で、
一番大変だった ほんとに
渡米前1週間はほとんど寝られなかった・・・
一度目の船便が出て、家の中はすっからかんになった気がしていたのに、
いざ整理して片付けるとなると、その作業量たるや
日通さんは、船便、航空便の荷物など、自分たちが運び出すものについては
すべてきれいに梱包してくれるプラン。
だから、「これは船便」「これは航空便」の区分けさえしておけば
きっちり箱詰めして運び出してくれる。
でも、残りの荷物はそのまま残置。当たり前だけど・・・
送るべき荷物を送り出したら、あとはゴミの処理ばかり
幸い、私たちはマンション住まいで、ゴミは24時間出せる上、
粗大ごみは市区町村のネットサイトで依頼して、ゴミ処理シールさえ貼っておけば、
指定された日までゴミステーションに置いておける。
それをいいことに、荷出しぎりぎりまで多くのゴミとともに生活していたせいで
最後の1週間は、整理しても整理しても、捨てても捨てても
渡米直前ということもあり、夫は送別会やら、残務整理やらで仕事の方もバタバタ。
私も日本の仕事を終えなければと、引き受けていた仕事の怒涛の追い上げ。
ちょうど娘の受験も重なり、お友達とのお別れの集まりやら、
学校の卒業前の事務手続きやら
荷造り以外のバタバタも相まって、家族全員グロッキー
渡米前1週間の睡眠時間は平均2時間。
徹夜で荷分けして、マンションのゴミステーションが
我が家の粗大ごみで埋まっていく様を見ても、まだ家にはゴミの山が。
おかしい
普段いかに必要のないゴミに囲まれて暮らしているのか・・・
だいたい、ほとんどの荷物を船便で出してしまった後の1か月。
ガランとした部屋でも、実はそんなに不便を感じることも、困ることもなかったのだ。
本当に生活に必要なものなんて、ほとんどないってことよね
そんなこんなで、
3月3日 機上の人となりました