家電の扱いは難しい ~寿命家電の廃棄

さて、荷物仕分けの概要は把握したので、実際に作業を開始。

 

とはいえ、3月までは普通に生活するんだから、とりあえず今できることから始めよう。

 

船便に載せるものは梱包の準備をし、処分するものは、処分の仕方を決めていく。

 

 

処分を決めた大型家電たち

 

冷蔵庫、洗濯機、エアコン(1台)、テレビ。

 

このうち、冷蔵庫は実はちょっと新品。

 

 

結婚したときに買った15年ものの冷蔵庫が、

渡米決定を目前にした今年の夏に壊れてしまったのだ。

 

そのころには、アメリカ転勤の話題がちらほら上がっていたので、

夜中に不穏な音を響かせたり、

冷凍庫の中身が微妙に全部どろどろになるとか、

チルド室がまったくチルドじゃなくなるとか

危険な兆候を見せてはいたんだけれど、あと半年ぐらいがんばれ!!

とだましだまし使っていた。

 

そして、ある日の朝、うんともすんとも言わなくなったショック

 

あっつい夏の真っ最中に、肉は腐り、氷もアイスも全部溶けて、

「なんだよ、根性なし! あとちょっとだったのにおーっ!

とがっかり。

 

微動だにせず、底の方から水漏れしている冷蔵庫にいくら悪態をついても直らないので、

仕方なく、5人家族には小さすぎるくらい小さい新しい冷蔵庫を購入したのだ。

 

 

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ところで、全然関係ないけど、電化製品とか機械的な備品、

例えばこの冷蔵庫とか、PCとか、車とか、

およそファジーな感覚とは無縁なはずのものたちが

人間の態度や行動に反応するかのように、

文句を言うと、壊れたり、不具合を起こしたりするのはなんでだろう目

 

 

PCを使いながら、「もうこれほんと使えないむかっ」とか愚痴でも言おうもんなら

急にフリーズしてみたり、

「この車ももう買い替え時期だね」なんてぽろっと口を滑らせると

あと少しのところで壊れたり。。。

 

単にタイミングの問題なのか、思い込みか、、、、それとも聞こえているのかアセアセ

 

この冷蔵庫にしても、渡米前に廃車になった我が家の自家用車にしても、

あとほんの少しのところで、いよいよ使えなくなってしまった。。。ぐすんガーン

 

長年お世話になったのに、ありがたがらない私たちにいやがらせですかぐすん

いや、むしろそこまで無理を押して頑張ってくれたと思うべきか。。。ねー

 

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ともあれ、

家電量販店のおじさんに、「5人家族でこの冷蔵庫はストレスですよ?」と

何度も念を押されながら買った冷蔵庫は、買って半年でお役御免ぶー

 

故障目前だった、これも15年ものの洗濯乾燥機。

すでに、明日止まっても不思議はないくらいの状態だけど、あと1,2か月頑張れ。

 

もう交換部品の供給さえ止まってしまったエアコンに、

液晶に若干のブレが見え始めた薄型テレビ。

 

これら家電は、電圧が違うからアメリカでは使えないとか以前の問題で、処分決定。

捨てても惜しくはないんだけど、一応買い取り業者に依頼をしてみる。

 

 

そして、テレビと冷蔵庫は二束三文で引き取ってくれることに。

処分するよりは、という程度のほんの数百円だけどありがたやキラキラ

3月のお引越しの日に取りに来てくれるようにお願いする。

 

すでに寿命のエアコンと洗濯機は、家電リサイクル法対象なので

処分に費用や手続きが必要だ。

 

これは、日通さんに有料で引き取り処分を依頼。

 

 

うんうん、順調順調。

 

でも、実はこれら一連の手配が面倒で面倒で、ぜーんぶ夫に丸投げニヤリ

 

ご苦労様ですイヒ

 

 

新たに買った家電もあるよ

 

そして、掃除機もすでに寿命だったので、廃棄するんだけど、

dysonなら、変圧器いらずでアメリカでも日本でも使えると聞き、購入決定ビックリマーク

 

引っ越し関係なく、欲しかったからうれしいおねがい

 

dysonのコードレスクリーナー dysonホームページより

アメリカでも買えるけど、使用説明書は日本語がいいな。

 

家を買うときなどもそうだけど、あまりに大きなイベントで多額のお金が発生すると

普段なら、超迷うような結構値の張るお買いものへの感覚がマヒするよねー口笛

 

迷って迷って結局買わないようなものも、ついつい気前よく買ってしまう危険な兆候キョロキョロ

 

 

さらに、娘の朝の必須ツール、ドライヤーやヘアアイロンは、

今持っているものは使えないので、電圧帯に幅のある、海外使用可のものを購入。

 

ミニコテ Panasonic 「ヘアケアーヘアーアイロンの選び方」より

海外対応タイプのヘアアイロン。これはアメリカで大活躍。

持って来てよかったものBest10に入ります。

 

電化製品は、変圧器があれば使えるとは言っても、

大型のものや熱を大量に発生するものは、

危険なので変圧器があっても避けたいような。。。

 

それに、結局変圧器自体が結構高額で重たいし、見た目にもやぼったくて邪魔なので

年単位で長く暮らすなら、日本から持参する家電は限られたものにしたほうがいい。

 

液晶つきの家電は特に、変圧器があっても不具合を起こしやすいみたい。

 

高い引っ越し費用をかけて持って行っても、使えなかったり壊れたりすると悲しいしぐすん

 

 

それでも、アメリカでは入手しにくい家電もあるそうで、

高性能炊飯器、ホットプレート(タコ焼き器付き)は、

持っていくといいよと書いてあるサイトが多かったので、同伴決定!

(炊飯器自体はこちらでも日本製のものが入手可能。

ただし、「炭焼き釜」とか「極め炊き」みたいな高性能なものはない。)

 

友人がお餞別にくれた変圧器も活躍し、使えるものは重宝して使っています。

ただし、ホットプレートでも炊飯器でも、液晶表示のあるものや

つまみで温熱を調整するタイプの機器は、簡易な変圧器では機能しない。

 

家電量販店で売られているタイプの

海外旅行用の簡易な変圧器。

電気容量や電化製品の性質によって

使えるものと使えないものがあるので注意。

 

 

迷ったら「持参希望箱」へ

 

そのほか、どうするか迷ったものは、荷物の総量と要相談。

というわけで「持参希望箱」を用意。

 

荷物仕分けの段階で迷って、最終的に、

積み荷に入る余地があるなら持って行きたいけど、荷物に入りきらないなら処分も可

という、どっちつかずの分類を準備した。

 

 

実際には、私たちは渡米前に住む家を決めてしまい、

アメリカの自宅内に何があるのか事前に確認できたので、判断に迷うことは少なかったな。

 

 

冷蔵庫や電子レンジの類は家についていたので、迷わず廃棄。

ちなみに、洗濯機と乾燥機も設備としてついている。

キッチンについている冷蔵庫(左)と電子レンジ(右上)とオーブン(右下)

 

半地下のユーティリティルームについている洗濯機(右奥)と乾燥機(左手前)

 

 

テレビは、前任で私たちと入れ替わりに帰国されるご家族などから

譲り受けることになったので、2台とも処分。

 

アメリカサイズのダブルベッドと大きめソファも格安で譲っていただくことに。

 

でも部屋数が多いから、我が家の控え目サイズのソファも持って行きたい。

ということで「持参希望箱」へ。

 

こんな感じで一つ一つ仕分け。

目につく家具・家電だけでこんなに手間がかかるのか~。。。( ´ー`)フゥー...