海外への引っ越しってどうやるの？
アメリカへのお引っ越しは、夫の会社が契約している日本通運にお願いすることになった。
引っ越しのノウハウについて、ネットで調べるといろいろな情報が出てくるけれど、
やっぱり国内に引っ越すのとはわけが違うようだ。
参照：
引っ越し宣言 「海外への引越し費用相場と見積もりが安いおすすめの業者ランキング」
荷物は船便と航空便に分けて送る
船便の到着までは2か月近くかかるわけだから、
渡米後、入居する自宅が決まったら、なるべく早く荷物が到着するように、
渡米の1か月か1か月半前には出荷するのが望ましい。
航空便には、船便が出てから渡米まで、1か月強の日本の生活と
渡米直後、船便が到着するまでのアメリカ生活で、
寝食に困らない程度の荷物を詰めて送る。
今自宅にある荷物のうち、持っていけるものと持っていけないものに仕分けをし、
さらに、それを船便と航空便の荷物に分ける。
この仕訳をおろそかにすると、渡米前後の生活にいきなり困窮する。
そして、それらの荷物合わせて650cft(キュービックフィート）まで。 ※１㎥＝35.3cft
200kgを超えないようにというのが、会社規定額での日通さんのお見積り。
これがどんな量なのか、皆目見当もつかないけれど、
とりあえず、我が家の荷物をざっと見ていただく。
家電はほとんど使えない
日本の電圧は100～110V、アメリカは120Vなので、
変圧器がないと基本電化製品は使えない。
PCや携帯の充電器、または海外使用可になっているもの（電圧帯に幅を持たせている家電）は使えるけれど
それ以外のものを電圧の違う国でそのまま使うと、故障や火災の原因になるらしい。
（その後、アメリカで日本から持参した電化製品を使ってみたけれど、やっぱり不具合が・・・。
それについてはまたの機会に。）
だから、多くの大型家電は廃棄。
すでに購入から10年以上経過したものがほとんどで
ぜんぜん惜しくもないけれど。
ソファやテレビ台、ベッド、学習机などなど、比較的大きな家具は、できるだけ持っていく。
日本サイズの家具では、アメリカの家では用を足さないものもあるらしいけれど
一からそろえるコストを考えたら、できる限り持っていくに限る。
荷物の仕分けに一苦労
日通さんのお見積り規定量は、
洋服、食器、調理器具、趣味の道具、仕事道具、本などなど、こまごましたものも合わせて
Mサイズの箱140箱まで。
ここでいうMサイズの箱とは、日通さんの海外引越専用段ボールのMカートンのこと。
（「日通の海外引越」サイトより）
実は事前に荷物を整理してみようと、自前でいくつかダンボールを買ってみたんだけれど、
その段ボールは使えないそうな。
梱包された段ボールは、船便でも航空便でも、長方形のパレット枠に収まるように
重ねて積み上げ、きっちり外装梱包されて、積載される。
海外引越用のパレット。これに収まるように箱を積み上げていくらしい。
縦・横関係なく、パズルのように組み合わせて、何重にも積み上げて
積載するので、海外引越に使用するダンボールは厚みというか強度が違うらしいのだ。
さらに言えば、縦横寸法を合わせて積み上げるので寸法はそろっているものがいい。
ということで、ダンボールは決められたものを使用する。
捨てるものと持っていくもの、場合によっては、
コンテナに預けておくもの、あるいは実家に送るもの、
自宅マンションなどをそのままキープしていくならばそこに置いていくものなど
せっせと仕分け。
小さな我が家に収まる程度の荷物だし、意外に規格量に収まりそうだ。
ざっとこんな感じ。
と、ここまでは机上の空論。
これからこれを実際に仕分け、梱包し、通関を通すためにリストを作ることになるのだ。
この時点で12月初旬。
3月初めの渡米の1か月半前っていうと・・・1月半ばか。
先は長いな。。。
う～ん
引っ越しって大変。。。
