アメリカの新居に入居しました
日本では決して住めない、アメリカサイズの広くて立派なお家です!
生まれてこの方アパートやマンションの1室にしか住んだことのない子供たちは
階段のあるお家に期待大
自分だけの広い部屋が持てるかもと、ウッキウキ
夫の会社の規定では、渡米から1週間程度ホテル住まいをし、
その間に周辺環境を整えて、仕事の引継ぎを終えるというのが通例だとか。
現地時間3日に赴任した夫は、10日までに新居を決め、必要ならば車を購入し
銀行口座を開き、子供たちの学校について調整し、
もろもろ自分たちの生活環境を整えて、前任者からの仕事の引継ぎを終え、
ルーティンをスタートさせる必要がある。
なかなかタイトなスケジュールだ。いやぁ、無理でしょ
だから、家も車も、ネットで情報を収集し、渡米前に早々に決めた。
私たち夫婦は、細かいことにあまり頓着しない。
ネットはほんとに便利だねー。
実際に実物を見たら、いろいろ問題はあるかもしれないけど、それもまた経験だよねー
などと、のんきに構えて、面倒なことは早めにすませておくことにする。
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こんなサイトがあるんです!
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3日に着いたその日に、空港で車を納車してもらい、4日には新居に手荷物を運びこむ。
ネット画像とブローカーから取り寄せた動画でしか見たことのなかった新居に
「ひろーい」
「すごーい」
無邪気な4歳児は、初めて見る広いお家に興奮して走り回り、
日当たりのよいファミリールームでお兄ちゃんと転げまわっていた。
上から順番に部屋を確認して、地下までいったところで12歳児が固まる。。。
地下の部屋は、窓こそあるが、微妙に暗く、湿っぽい。
日本ではあまり見かけない、シアタルーム仕様のだだっ広い部屋で、
なぜだか無人の部屋に、加湿器だけが動いている。
こちらの人は、LEDの明るい電気をあまり好まないのか、
電球が暗い。そもそも、電気がない。
日本なら、当たり前のようにあるシーリングソケットがないのだ。
天井に明るいシーリングライトをつけるのではなく、間接照明を置いて
ムーディな灯りでゆったり過ごすのがお好みで。
このムーディーな間接照明が、私たち日本人にとって、
特に子供たちにとっては、ちょっぴり怖い
しかも現状家具のないがらんどうなので、なおさら怖い・・・。
人気がなく、暗い地下室は、お化け屋敷にも匹敵する怖さだ。
シーンと音がしそうな地下室で、ちょっと会話が途切れると
とたんに怖くなって、地上階へ走って逃げる。
さっきまで嬉々として走り回っていたboysは意気消沈。
この家で暮らすのかと、ちょっと不安そうな顔つきになっちゃった
日本でだって古くて広い家は怖い。
こちらの家は、古い家をリノベーションして、長くきれいに使っているお家が多いから
パっと見はきれいでも、そこそこ古い。
私たちが入居した新居だって、築50年はたっているそうで、それはそれなり。
電気を消した地下室は、大人だって怖い。
アメリカライフにウッキウキだった子どもたちが
少し不安な顔を見せ始めた渡米3日目。