こんにちは！
心理カウンセリングのブレインブルーム、梶山佳世です。

早速ですが、皆さん、

「人間はこの世界に来る前に全てを決めて来る。だから、私たちの人生はもう決まっている」

こんなことを聞いたことはあるでしょうか。

これは、「宿命」と呼ばれるものと似てますね。

ついでに「宿命」と「運命」について。

定義を調べてみますと、

【宿命】

宿命とは自分の意志に関わらずやってきて、避けて通れないもののうち、生まれる前に決まるものを指します。

【運命】

運命とは自分の意志に関わらずやってきて、避けて通れないもののうち、生まれた後に決まるものを指します。

だそうです。

一般的には、宿命も運命も、「自分の意志に関わらずやってくる」と考えられているようですね。

そして、違いとしては、生まれる前に決まっているか、生まれた後に決まるか、ということのようです。

さて、結論から言いますと、フラクタル心理学の理論では、宿命も、運命も、ございません～！

ない！ない！ナッシング！ｗ

残念～！（なのか？）

なぜなら、この世界はあなたの思考が100％現実化したものだから。

「自分の意志に関わらず」現象が起きていることは、ないのです。

では、

「人間はこの世界に来る前に全てを決めて来る。だから、私たちの人生はもう決まっている」

このことはどうでしょう。

実は、わたしたちは、生まれる前（現象化以前）に、思考をためています。

全てを決めて来るとは、人生の目的を決めて生まれる、ということなのです。

ある意味、人生はもう決まっているということですね。

しかしながら、何が起きるかわかっている人生ってどうでしょう。

おもしろいと思いますか。

これはネタバレ記事を読んで、映画を見に行くようなもので、面白さ、激減ですよね！

感動のラストシーンも、あ、このことね、じゃ、つまんない！

だ・か・ら！

わたしたちは、綿密に計画を立てて、これこれこういう夢を達成するぞと、ワクワクしながら物質世界にやってきた瞬間、忘れる仕組みになっているのです。

生きる目的は決めているけど、人生が決まっているわけじゃあないんですね。

また、人生の目的も、普通、すぐにわかるわけではありません。

歌舞伎役者や、職人さんのように、世襲制度があって、後を継ぐことが決まっていれば、将来が決まっているような気がしますが、それでも、伝統世界の中で担う役割があるはずで、継承に冒険が伴わないはずがありません。

このことがわかると、人生、ずいぶん違った見方ができるようになりませんか。

生まれたのも自分の意志。

性別を決めたのも自分。

両親と兄弟姉妹（あるいはひとりっこ）、生まれる場所などすべて、あなたが自分の人生の目的をかなえるのに最適だと思考した結果なのです。

すぐに人生の目的がわからなくても、コツコツ成果を積み上げていれば、ある日、これをやりたい、これが使命だというものが現れます。

私は今ＮＨＫの朝ドラ「らんまん」を見ているのですが、蘭光先生が主人公の万太郎（後の、植物学者・牧野富太郎）に名言を残します。

「名教館を去っても、学びは続くぞ。この先の世はますます身分らあ、のうなっていく。身分が消えたとき、何が残ると思う？　己じゃ。自分が何者か人はそれを探していく。学びはその助けになる。世の中は変わり続けゆうけんど、だが、いたずらに振り回されてはいかん。道を選ぶがは、いつも己じゃ」

「心が震える先に金色の道がある。その道を歩いていったらえい！」

自己責任、自己完結のその先に、自己実現（金色の道）があります。

金色の道こそ、生まれる前に決めてきた、心躍る人生の目的のルート。

すべての人に、人生のほんとうの目的があるって、すてきですね。

私も金色の道、進んでいきたいです！

ネモフィラの道ｗ

日曜日の広島市植物公園にて！

　広島市消防音楽隊の演奏も楽しみました🎵

ではまた次回～

心理カウンセリングのブレインブルーム40代からの婚活、育児あたらしいステージを楽しみ尽くしたい！そんなあなたを全力サポート！！

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人間は生まれる前に人生を決めている？