800人以上が滑落遭難死した日本3大絶壁の『一ノ倉沢』へ行って来ました。 | Soleil qui brille (輝く太陽)

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好天の中、一ノ倉沢へ!

死の山へ・・・

数年前、谷川岳登山をしました。

しかし、あえなく撃沈、途中下山しました。

その時から一ノ倉沢に行ってみたいと思っていました。

一ノ倉沢とはその登頂を断念した谷川岳頂上を下から見上げる位置にあたります。

(上の写真で言うと谷川岳頂上は写真右上の稜線の少し奥?のようです。)

おどろおどろしい容姿の絶壁を目指すチャンスをうかがっておりました。

・・・と言っても一ノ倉沢はスニーカーで気軽に行けるハイキングコースです。

しかし、目指す先に見るものは過去800人以上の死者を出した魔の山です。

このアンバランスを何と表現したら良いのか考えてしまいます。

 

今回のルートは・・・

こんな感じで行きます。

赤丸の所を順番に目指します。

そして、行った道を戻って来るルートです。

 

現地到着です・・・

群馬県の水上駅からバスで出発です。

駅の横のバス乗り場

時刻表です。

20分程で谷川岳ロープウェイ乗り場、ベースプラザに到着です。

ここが起点となります。

 

いよいよ一ノ倉沢へスタート・・・

そして、山岳資料館を左手に見ながら歩き始めます。

一ノ倉沢までは一時間ほど。

現地まではアスファルト舗装の歩きやすい道です。

スニーカーで全然OK!

最初だけ急坂、あとは若干の登り気味平坦道路って感じです。

こんな感じ。

きょろきょろと景色を楽しみながらです。

 

途中、マチガ沢を通ります・・・

ここも絶景ポイントです。

マチガ沢が見えてきました。

マチガ沢到着です。

そばまで行くとこんな感じです。

手前は岩場、大雨が降れば土砂が流れるん沢になるんでしょう。

ちょっと奥をアップで写してみます。

いや~、素晴らしです。

前の山ばかり見ていないで後ろの景色も確認です。(笑)

こちらにもいい景色が拡がっています。

最高の天気です。

 

マチガ沢を後にします・・・

左にマチガ沢を見ながら先に進みます。

途中の様子です。

気持ちいい~。

樹木の間から右手を見るとこんな感じです。

そして、一ノ倉沢が見えてきました。

 

一ノ倉沢に到着です・・・

本日一のベストショットです。

THE 一ノ倉沢です。ドーン!

天下にその名を轟かす一ノ倉沢の威容です。

到着は午前10時半頃です。

絶壁の向きの関係で午前中の方が岩肌に影が出来ず威容が楽しめます。

なるべく早い時間に行くのがポイントです。

 

ザックリ言うと・・・

わたしが諦めた谷川岳頂上は絶壁の右上の方、そこを目指し、絶壁の左側から歩いて行った訳です。

もちろん、稜線ギリギリを歩いて行った訳ではありませんが・・・。

わたしは写真のずっと左の方をロープウェイである程度の標高まで行きました。

現在地が標高約850m、絶壁の上が標高約1900mです。

 

写真を撮りながらドンドン進みます・・・

左の白いのはトイレです。

皆さん、ベンチに座って見惚れてます。

この絶壁を登るクライマーはこのガレ場から登り始めます。

スニーカーですがガレ場を行けるところまで行ってみます。

途中で振り返るとこちらもいい景色です。

 

ここが生死の境目です・・・

そして、ガレ場の一番先です。

スニーカーで行けそうな一番奥です。

この先はクライマーが重装備で向かって行くところです。

素人が入れるところではありません。

ベテランクライマーでも無事に帰れる保証はありません。

滑りやすく、崩れやすい岩場が先を阻みます。

死者800人以上、死者ギネス記録は伊達ではありません。

本当にここが生と死の境目です。

この先は死の確立がグッと上がります。

アップで。

 

そうは言いながら、本当に天気に恵まれました。

雲がかからず山の稜線がしっかりと見えます。

 

幽ノ沢に向います・・・

時間に余裕があったので、この先の幽ノ沢に向います。

チョット振り返るとこんな景色が。

おどろおどろしいです。

ここから先はアスファルト舗装ではありません。

しかし、スニーカーでも問題ないレベル。

渓谷の景色もいい塩梅です。

 

そして幽ノ沢に・・・

幽ノ沢が見えてきました。

幽ノ沢に到着です。

一ノ倉沢ほどでないにしろ結構な迫力です。

 

そして、帰路へ・・・

ちょうどお昼頃。

来た道を戻ります。

少し早い紅葉を楽しみながらです。

途中、ヘビさんにも出くわしました。

全長80cm~1m位だったでしょうか?

帰りの一ノ倉沢です。

少し雲がかかり、日差しも絶壁を照らしてくれません。

やはり、行くのは午前中が正解のようです。

雄大な景色に疲れも忘れます。

そんなこんなで、ベースプラザに到着。

 

そしてバスに乗って水上駅へ。

紅葉狩りには少し早かったですが、数年ぶりに願いの叶った素晴らしい一日になりました。

 

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