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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成26(2014)年6月25日(水曜日)
通巻第4280号
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マリキ(イラク政権)を米国が見限るとは言っても、ね。
イラク大混乱の果ては「三分割」の選択しかないのでは?
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ケリー国務長官はバグダット入りし、首藤防衛のためにオバマは特殊部隊を送った。だがイラク政府軍の士気は低く、敗色が濃くなって、中国はイラク南部の「安全地帯」からも石油エンジニアの引き上げを開始した。
イランは革命防衛隊をイラクへ派遣すると言いだし、バグダット政権は志願兵をカネで集めた。しかししょせん志願兵は訓練不足。そのうえ武器不足である。
ISISはシリアに投入していた外人部隊をイラクへ転戦させ、まもなく首藤へ大攻勢をかける構えだ。
この時局多難のおりに、オバマ大統領補佐官のライスは「ゲイの権利拡大を世界に広めよう」などと安全保障、国防とは無関係の演説をしている。ライスが国務長官になれなかったのは、この資質である。議会公聴会で指名承認が難しいため、オバマは議会承認の必要がない補佐官ポストを与えたのだから。
さてイラクの構造を複雑に図式化してみせたのは今秋のTIME(2014年6月30日号)。
第一に米国とイランは対立するのにイラク政府防衛では利害が一致している。
第二にシリアのアサドを支持しているのはイランとイラクとシーア派の武装組織であり、そのイランを封じ込めているのが米国と湾岸諸国。
第三にアサド政権を守ろうとしているが湾岸諸国とスンニ派武装組織。シリアに協調的なのがトルコとクルド族で、これら複雑にして輻輳した利害関係が絡み合いながらもISISを駆逐するために共同戦線を張ろうとしているのが米国、イラン、イラク政府とクルドという「野合」の構造である。
やっぱり国際情勢は複雑怪奇。
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)上野の国立博物館平成館で台湾の故宮博物院所有の歴代支那王朝の名宝が展示されている。多くの日本人が見物するだろう。
私も昔、台北で夏の蒸し暑い日にひんやりした大展示室で「翡翠の白菜」(翠玉白菜)を見た記憶がある。
この名宝は支那事変の間どのように保管されていたのだろうか。それには日本軍が関係している。
支那事変はスターリンが独ソ戦に備え、東西挟撃を防ぐため蒋介石を使って日本軍を攻撃させた戦争だ。米国の極東専門家ラルフ・タウンゼントは戦前、既に「支那事変は日ソ戦争」と記している。本格戦闘は1937.8.13に蒋介石軍が上海の日本人居留民を奇襲攻撃して始まった。支那事変は日本の自衛戦争である。
そして1937.12.13に名宝のある南京が陥落した。
この時、南京の名宝の一部は占領前に支那人の手で搬出されたが、結局日本軍の手に落ちた。しかし、日本軍はそれらを厳重に管理して、敗戦時に国民党に返還した。それを戦後1949年蒋介石が台湾に逃亡するときに、名宝を選び軍艦で台湾に運び込んだのである。このあたりは児島襄の『日中戦争』に詳しい。
この名宝の厳重な保管ぶりで日本軍の厳正な規律がわかる。
ソ連や欧米軍ならたちまち名宝を掠奪していただろう。支那人も同じだ。
これも日本軍が北京原人の骨を奪った説や日本軍の南京大虐殺があり得ない証拠だ。
中共は、革命政権なのに歴代王朝の名宝を政権の正統性を示すシンボルとして執着し、真似して北京に博物館をつくり、革命後国民から収奪した名宝を展示している。しかし内容は当然劣る。
『上海の長い夜』(鄭念、翻訳は朝日文庫、絶版)を読むと、文化大革命中、中学生の紅衛兵が、彼女の邸に乱入し国宝級の宋代の茶碗の名品を次々にたたき割ったという。
支那全土ではどれほどの名宝がうしなわれたか分からない。傲慢な独裁者毛沢東の取り返しのつかない暴政であった。
今回、上野の国立博物館で見物する日本人は、台湾の故宮博物院からやってきた翡翠の白菜や豚肉石をみて驚くだけでなく、これらの名宝の管理の歴史に日本軍が重大な貢献をしていた事実を知っておいてもらいたいものである。
これも「日本軍が北京原人の骨を奪った」という説や「日本軍の南京大虐殺」などがあり得ない証拠となるだろう。
(東海子)
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(読者の声2)「日本ウイグル協会」から再度のお知らせです。「7・5ウルムチ大虐殺5周年記念講演会」です。
講師:エリキン・エメイト(Erkin Emet)氏(トルコ在住、アンカラ大学教授)。2009年7月、ウルムチでは中国共産党の弾圧と民族浄化政策に抗議する人々が立ち上がり、尊い犠牲を出しながらも世界にウイグル問題を訴えました。
今年「日本ウイグル協会」は、ますます弾圧の強まるウイグルの現状を訴えかつ、今後の運動のあり方を考えるために、トルコからエリキン・エメイト教授をお招きし記念講演会を行います。
エリキン氏は東トルキスタン(ウイグル)のカシュガル地区に生まれ、1982年北京中央民族大学ウイグル言語・文学学部を卒業、1988年まで同大学でウイグル語講師として努めました。88年トルコに留学、97年トルコ国籍を取得、現在はアンカラ大学教授。トルコで著作やテレビ出演などを通じて、ウイグルの歴史、言語、文化について語ると共に、民族問題や人権侵害の実態についても訴え続けています。7月5日、ウルムチ大虐殺5周年記念講演会に是非ご参加ください。
記
とき 7月5日(土) 午後2時開場 2時半開会
ところ TKP神田ビジネスセンター H301号室
http://kanda-kc.net/
(お近くの神田アネックスビルとお間違えにならぬようご注意ください)
参加費 1000円
詳細 http://uyghur-j.org/japan/2014/06/20140705urumchi/
(日本ウィグル協会)
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(読者の声3) 台湾国立故宮博物院の「神品至宝」展がいよいよ開催されました。開幕直前、一部のポスターでは「国立」という文字が消されており、台湾では大きな問題となりました。
「国立」を省略したのはNHKと毎日新聞のポスターだったという。毎日新聞は聖教新聞の印刷を請負っているだけに平常運転、NHKは会長が変わっても媚中派の巣窟のようです。
石平氏のツイッターでは『例の「翠玉白菜」にはそれほど興味がないが、この目で堪能したかったのは同郷の蘇軾の書道や馬遠の絵や北宋の青磁や乾隆帝のすごいコレクションなどである。昔の中国にはさすがに「文化」というものがあった』という。
中国の公園では高齢者が大きな筆で地面に水文字を書く姿が見受けられますが本当に達筆。つい数年前まで習字の時間もなかった中国の学校、若い人たちのペン字の下手くそさとは雲泥の差でした。
習近平がまもなく訪韓するのですが、石平氏のツイッターには中国人からみた日韓の違いも書かれています。
『中国最大のポータルサイト・百度の掲示板に「なぜ日本掲示板には反日スレはゼロで、韓国掲示板には嫌韓スレだらけなのか?」というスレッドが立ち議論が起きている。「韓国は政府も国民もまるごと大嫌い!」は答えの一つ だ。宗主国の中国人にそこまで嫌われていたら、韓国は一体どうするつもりか。』
『以前、中国人知識人たちの「韓国観」を色々と聞いて分かったことだが、中国人の「反日感情」は政府による教育の結果であるならば、同じ中国人の「嫌韓感情」は政府の教育とは何の関係もない。大半の中国人の中から自然発生的に生じてきた、毛虫にたいするような、心底からの嫌悪感そのものである。』
https://twitter.com/liyonyon
朴槿恵と習近平が反日で共闘とはいっても、現実の中国人は日本を評価し韓国を毛嫌いしているのがよくわかるコメントです。
それにしても「毛虫にたいするような、心底からの嫌悪感」とまでいわれる韓国、宗主国からどれほど嫌われているのやら。
韓国では次期首相候補がまたもや辞退に追い込まれました。安倍政権の「河野談話」検証は、今後一切、韓国から慰安婦問題での要求は受け付けない、との意思表示でしょう。韓国が中国になびくほど日本は韓国切り捨てにためらいがなくなりますね。
(PB生、千葉)
(宮崎正弘のコメント)まさに拙著(室谷克実氏との共著)『仲良く自滅する中国と韓国』なのですね。
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(読者の声4)貴誌前号「中国経済はタワーリング・インフェルノ」という比喩は凄まじいほど適格です。こういう面白い表現を、タイミング良く世界中のメディアから探し出して読者に紹介し続ける貴誌の存在は、これからますまる重要になると思います。
貴著『中国の時代は終わった』という題名そのものも、じつに適切な比喩で、中国はシステム全体が業火に覆われて、自滅に向かっているかのようです。
(RT生、大手町)
(宮崎正弘のコメント)タワーリング・インフェルノは、米誌『バロン』の比喩ですが、アメリカ人投資家がそういう解釈にもとづいてポートフォリを組み替え(投資比率の配分を換える)ている現状が問題なのです。米国の巨大ファンドが中国投資から手を引いているのに、まだ中国幻想を追っかけている日本の一部の投資家は、やっぱりおめでたい(?)。
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(休刊のお知らせ) 小誌は海外取材のため6月27日—7月3日が休刊となります。
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宮崎正弘最新刊の案内 http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
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大好評 はやくも三刷!
宮崎正弘 vs 室谷克実
『仲良く自滅する中国と韓国』(徳間書店、1080円)
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——さようなら中国、おしまい韓国
——『悪韓論』『呆韓論』の大ベストセラー作家・室谷克実(時事通信元ソウル特派員)と宮崎正弘が丁々発止で、その自滅ぶりを論じた。
◇ アマゾンのURL
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宮崎正弘『「中国の時代」は終わった』(海竜社、定価1080円)
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——高度成長で世界が瞠目し、日本企業も中国進出がめざましかった。しかし中国は経済力をつけるや軍事力増強を背景に横暴にして傲慢となって世界中から嫌われ始めた。米国はアジア・シフトへ移行し、アセアンは反中国で結束した。
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『中国共産党、三年以内に崩壊する!?』(海竜社、1080円)
——中国の支配政党の独裁システム崩壊シナリオを七つの視点から予測
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『中国バブル崩壊が始まった』(海竜社、1080円)
——中国のバブル崩壊を予測した先駆作 斯界騒然の話題作!
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(上記三冊で「中国終焉シリーズ三部作」です)
<宮崎正弘のロングセラーズ>
『世界から嫌われる中国と韓国。感謝される日本』(徳間書店、1026円)
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『中国を動かす百人』(双葉社 1620円)
http://www.amazon.co.jp/dp/4575304875/
『習近平が仕掛ける尖閣戦争』(並木書房、1620円)
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< 宮崎正弘の対談シリーズ >
宮崎正弘 vs 川口マーン惠美
『なぜ、中国人とドイツ人は馬が合うのか?』(ワック、972円)
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『2014年の中国を予測する—中国大陸から次々と逃げ出すヒトとカネ』(ワック)
石平氏との対談第五弾
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『2013年後期の中国を予測する』(石平氏との対談第4弾 ワック)
『2013年の中国を予測する』(石平氏との対談第3弾 ワック)
『増長し無限に乱れる欲望大国、中国のいま』(石平氏との第2弾 ワック)
『絶望の大国 中国の真実』(石平氏との対談シリーズ第1弾。ワック)
『猛毒国家に囲まれた日本』(佐藤優氏との対談。海竜社)
『日米安保、五十年』(西部邁氏との対談。海竜社)
『世界が仰天する中国人の野蛮』(黄文雄氏との対談。徳間書店)
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