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三島由紀夫研究会 HP URL http://mishima.xii.jp/
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 『三島由紀夫の総合研究』(三島由紀夫研究会 メルマガ会報)
    平成25年(2013)12月2日(月曜日) 貳
         通巻第776号  
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書評 山平重樹『戦後アウトローの死に様』 (双葉新書)
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玉川 博己

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 山平重樹氏が著した本書は第一章が“昭和維新家”、第二章が“昭和革命家”、第三章が“昭和ヤクザ”そして第四章が“戦後表現者”とそれぞれ右翼・民族派、左翼活動家、ヤクザ、そして映画監督などの“死に様”を描く構成となっている。読者によっては何で三島由紀夫と左翼やヤクザなどが同じ本で論評されるのか、という不満を持つであろうがここでは第一章の“昭和維新家”に絞って読んでみる。

 山口二矢や三島由紀夫、森田必勝についてはこれまで多くの評伝が出ているので本稿では取り上げない。昨年死去した若松孝二監督の映画『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』が1960年の山口二矢の死と10年後の三島由紀夫、森田必勝の自決を一つの物語の起点と終点という描き方をしていたのは記憶に新しい。

 本稿では山平氏が第一章の最後に取り上げた、また我々の同志でもあった三浦重周の自決に触れてみたい。
三浦重周は今から八年前の平成17年12月10日に故郷新潟の新潟港岸壁で壮絶な自刃を遂げている。享年五十六。山平氏は現在三浦重周伝記を執筆中であり、来年には力作が完結するものと期待しているが、本書はいわばその三浦伝記のプロローグ的なものであろう。
とくに一人で誰にも見とられずに自決した三浦重周の最後については誰も知る由がないのであるが、遺された状況と生前の三浦重周の人となりから筆者がある意味想像も込めて書いたであろう自決の様子はまさに胸を打つものがある。私もおそらく三浦重周は最後このように死んだのであろうと納得し、また目をつぶるとありし日の三浦の笑顔が瞼に浮かんできて何とも言えない気持ちになるのである。私が三浦と最後にあったのはその年の憂国忌の会場においてであった。
当時大阪に単身赴任中で会った私は憂国忌のときにはとにかく万難を排して上京して参加することとしていた。今から思うとそのとき会った三浦はいつもと違って何となく寂しげであり、口数も少なかったという気がする。

 山平氏が書いているように三浦重周は「いかにも高潔にして清貧、高い志を最後まで貫いた」男であり、「いかに己の思想性を高め、民族主義運動を推し進めるかーということしか頭になかった男が、三浦であった。」まさにその通りである。もうすぐ三浦重周の8回目の命日がやってくる。合掌。
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『武人 —甦る三島由紀夫—』が刊行される
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今般、晋遊舎からムック本・別冊歴史探訪『武人—甦る三島由紀夫—』が刊行されました。これは三島由紀夫先生を武人と武士道という観点から捉えようとする本であり、当三島由紀夫研究会としても企画・製作に協力したものです。
森田必勝烈士とともに自衛隊に体験入隊をした楯の会第一期生の山本之聞氏(日学同第二代委員長)と武井宗行氏(早大国防部)のインタビューが初めて活字となった他、弊会世話人の宮崎正弘氏が森田必勝烈士の思い出を語り、また弊会代表の玉川博己氏が「文化防衛論」について解説を行っております。是非書店で手におとり下さい。
http://www.amazon.co.jp/%E6%AD%A6%E4%BA%BA-%E7%94%A6%E3%82%8B%E4%B8%89%E5%B3%B6%E7%94%B1%E7%B4%80%E5%A4%AB-%E6%99%8B%E9%81%8A%E8%88%8E%E3%83%A0%E3%83%83%E3%82%AF/dp/4863918550


「文化防衛論」シンポジウム記念冊子を刊行しました
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さる5月25日に開催された「文化防衛論」シンポジウムの内容をまとめた記念冊子が今般「憂国忌」に合わせて刊行されました。(A5版、80頁)
内容は(1)「文化防衛論の描く戦前と戦後」(2)「文化防衛論と国防思想」(3)「天皇と文化防衛論」の三つのテーマについて当研究会の三名(菅谷誠一郎、佐々木俊夫、浅野正美)による基調報告と、それぞれのコメンテーター(宮崎正弘、藤井厳喜、西村幸祐の三氏)による発言がまとめられ、最後の全体討論では松本徹氏と富岡幸一郎氏を加えての活発な議論が展開されています。
このシンポジウムは「文化防衛論」をテーマとした画期的な企画であり、その内容はまた極めて今日的なそして今後の日本がどうあるべきかを論じる重要なものであったと思います。また当研究会が長年積み重ねてきた研究成果のあらわれであり、質的レベルにおいても多くの三島研究者の批判に耐えうるものであると自負します。
本記念冊子は三島由紀夫研究会会員と憂国忌賛助会員には年内に送付される予定です。また一般の方にも1部5百円で頒布します。購読ご希望の方は研究会事務局までお申込み下さい。
 yukokuki@mishima.xii.jp
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事務局より
 墓前奉告祭 12月1日多磨霊園の平岡家墓地にして、憂国忌の墓前奉告祭が開催され、快晴に恵まれて三十名近くが参集しました。
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  三島由紀夫研究会   yukokuki@mishima.xii.jp
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(C)三島由紀夫研究会 2013  ◎転送自由
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