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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成25(2013)年10月14日(月曜日、祝日)
通巻第4043号
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(書評特集)
川口マーン惠美『ドイツで、日本と東アジアはどう報じられているか?』(祥伝社新書)
倉山満『間違いだらけの憲法改正論議』(イースト新書)
廣木寧『小林秀雄と夏目漱石』(総和社)
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(本号はニュース解説がありません)
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◆書評 ◇しょひょう ▼ブックレビュー ■ BOOKREVIEW
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ドイツ人は落ち着きを無くしてしまったようだ
検証しないで嘘の日本報道を垂れ流す質の悪いジャーナリズム
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川口マーン惠美『ドイツで、日本と東アジアはどう報じられているか?』(祥伝社新書)
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本書を読んで考え直したドイツ人のイメージとは、
「あんたたち、チョットあたまが悪いの?」
従来、日本人が漠然と描いてきたドイツ人は「勤勉、知的、効率重視、技術力に富む、EUの優等生」という強い印象である。
ところが本書を読むと、まったくイメージと現実が180度逆転しそうになる。
第一にドイツ人ジャーナリストの質の悪さ、固定観念からぬけきれず先入観で日本のことを悪く悪く報道する。しかも「検証しない」。
ジャーナリストの初歩も知らないようである。所詮、ドイツからみれば中国が近くて大市場があり、日本は遠すぎる。
第二はドイツ人が重厚な性格の傍らで、同時に重症とも言えるおっちょこちょいな性格をもつようである。
東日本大震災のおり、日本から逃げ出したのは中国人が圧倒的だったが、第二位はドイツ人だった。ほかに大阪に大使館を移した慌て者もいたが、逆にスリランカは大統領が在日同胞に呼びかけ「動かないで、焦らないで」と訴え、被災地にも大統領が飛んできた。
じつは震災から三日目だったか、たまたま日本にいた川口さんと評者(宮崎)は池袋で食事をして、それからワインを飲みに行ったとき「ドイツにいる主人から『何してる? 危険だから早く帰りなさい』と毎晩電話があるのです」と嘆かれていたことを思い出した。
ドイツのマスコミ報道が「検証なしに行われる」から嘘の垂れ流し状況がつづき、したがって殆どのドイツ人は「尖閣は中国のもの」と誤解し、日本に対して悪い印象を持っているというから始末が悪い。
著者の川口マーン惠美さんはドイツ在住の作家、ジャーナリストだが、いつも鋭角的な状況報告と炯々な問題提議で知られる。しかも観察が細かい。政治の事態を「作家の目」でも見ているからだろう。
だから言うのだ。「ドイツの報道は不公平で質が悪い」と。
そうした表現が随所にでている。
「ドイツと中国の関係は片思いではなく、互いに互いを必要としている冷静な利害関係にみえる。純粋な愛情で結ばれていなくても、理想的なパートナーシップは存在するのだ」。
したがってドイツは中国の人権侵害を無視しても平気、この感覚はフランスとは違う。
以前はドイツの町を歩いていると『日本人ですか』と声をかけられた著者も、最近は喫茶店にはいっても、ウェイターが得意そうにニーハオと挨拶してくるそうな。
著者と同じく30年以上もドイツにくらす或る日本人教授は「最近、あまりのも中国人と間違えられることが多いので、そのたびに、『東洋人が何人かわからないときは、中国人かと聞かずに、日本人かと尋ねなさい。中国人と間違えられて喜ぶアジア人はいないからね』と引導を渡している」そうである。
笑えない現実。ドイツの反日報道ぶりの偏向の裏側に中国の情報工作もあるに違いない。
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◆書評 ◇しょひょう ▼ブックレビュー ■ BOOKREVIEW
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「非立憲」(アンコンステチュウショナル)という新しい改憲論議への糸口
ともかく読み出したら停まらない、毒舌に溢れる新世代の憲法議論と分析
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倉山満『間違いだらけの憲法改正論議』(イースト新書)
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本書で展開されている改憲へのシナリオ、ならびに全体に流れる現行憲法批判の基調はまったく賛成である。満腔の賛意と言っても良いかも知れない。
それよりも評者(宮崎)の驚きは何かといえば、この著者の年齢を知って、なぜ、この若さで、これほどの憲法観をもてるのか、確固たる世界史的視野に立脚した、縦横無尽に展開されている憲法論はしかも、世界を俯瞰しつつ、史的事実を総合的比較材料としているので、なおのこと不思議な気がしたのである。
倉山さんを最初に紹介してくれたのは宮脇淳子さんだったが、名刺を交換しようとすると「十年ほど前に会ったことがある」という。評者はすっかり、そのことを忘れていた。若い学者の集まりで、だった。
いまの憲法はGHQの作文であり、主権を侵害された我が国としては、国際法的に無効を宣言し自主憲法を制定すれば済むことだ。したがって憲法廃棄、自主憲法が法律的には正しい。
だから著者はこういう。
「当用憲法を押しつけられて唯々諾々と押し頂いていることが恥なら、その条文を改正することは恥の上塗りである」(244p)
ところが、おどろくべし。読売改正案も、産経改正案も、自民党のそれも、現行憲法の改正なのである。占領中におしつけた「憲法なるもの」は、占領基本法に過ぎず、占領がおわったとき直ちに自主憲法論議をしなければならなかったのに経済を優先させて自主憲法を先延ばしにしてしまった吉田茂の施政は大罪に値する。
「現実には独立回復後も当用憲法は日本国の最高法として機能し、法体系の頂点に存在している」というのが目の前の現実なのである。
理想論をいうなら主権侵犯の現行法を廃棄すれば自動的に明治憲法にもどり、それを改正するというのが正論だが、すでに枢密院も消滅して六十八年。非現実的である。ならば五箇条のご誓文と聖徳太子の十七条憲法にもどし、あとは不文律でやっていける。しかし、理想は理想、現実との距離があまりに大きい。
そこで憲政史家でもある倉山満氏は、リアリスティックは改正論提議を随所で行う。
地方分権など憲法に盛り込む必要はないし、外国人参政権は論外である
倉山さんは現実に立脚しての改憲アイディアのヒントにUNCONSITUTIONALという英国の例を引く。「違憲」ではなく「非立憲」であるというが、その詳細は本書にあたっていただきたい。
そのなかには意表を突かれる貴重なアイディアが多く、改憲陣営はこの本をテキストに勉強会を開くべきではないかとさえ思ったのだ。
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◆書評 ◇しょひょう ▼ブックレビュー ■ BOOKREVIEW
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知らなかった逸話が豊富。よく小林秀雄をよみこなして
歴史とはおもいで、「小林秀雄はかく語りき」という文学論
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廣木寧『小林秀雄と夏目漱石』(総和社)
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霧島と阿蘇で開催された学生の理論合宿会は国民文化研究所が毎年夏、全国の学生、青年をあつめて研修する伝統ある合宿イベント。日本の歴史、文化を学び、日本の精神を体現する。往時は小田村寅二郎氏が主宰された。いまも場所は異なるが、連綿と続いている。
著者は学生だった。
四十年以上は前の話だから当然だ。それこそ小林秀雄の話が聞けるというので、緊張している。ひとつも聞き逃すまいと身構えている。
霧島と阿蘇で行われた合宿に小林秀雄が講師としてやってきた。この二回の講演は新潮社からそのごカセットテープとなって販売されているから、あるいは聴かれた読者も多いだろう。
著者はまるで実況録音のように、そのときの緊張感、会場の雰囲気を描写しながら、小林の講演の意図を探ろうとする。小林は本居宣長をかたり、悠久の歴史をかたり、日本の文学を語った。
評者(宮崎)も、現場にはいなかったが、このテープを何回か聴いている。講演の妙手、ベテランという感じで、日本の桜はソメイヨシノではなく山桜花だと断定するあたり、強烈な記憶がまだ耳に残る。
小林本人とも二回ほど会ったことがあるが、晩年の小林は小柄で表情が豊かで穏和な老紳士だった。
さて本書は、若き日の廣木氏が、小林の講演を聴き、作品群を耽読し、自問自答を繰り返しながら、年月をかけて書き上げた小林秀雄論である。近代の日本の懊悩を背負った夏目漱石と対比的になり、あるいは正宗白鳥とか大岡昇平がでてくる。
小林秀雄は昭和二十一年に創刊された『近代文学』が主宰する座談会に出た、次の爆弾発言をしたことは人口に膾炙されている。
「僕は政治的に無智な一国民として事変に処した。黙って処した。それについて今は何の後悔もしていない。(中略)この大戦争は一部の人たちの無智と野心とから起こったか、それさえなければ起こらなかったか。どうも僕にはそんなおめでたい歴史観はもてないよ。僕は歴史の必然というものをもっと恐ろしいものと考えている。僕は無智だから反省などしない。利口な奴はたんと反省してみるがいいじゃないか」
一種挑発的言辞で左翼知識人に喧嘩を売っているようにも聞こえる。
これは大岡昇平によれば「物議を醸した台詞」として、いまも小林秀雄論にはかならず引用される。ところが埴谷雄高によれば、「小林さんは座談会で言ってなくてあとで書いたものなんだ。だいたい小林さんは座談会の原稿は全部書き直して、はじめの言葉はひとつのないくらいだよ」と昭和五十八年になって大岡との対談(「ふたつの同時代史」)で真相を明かしている。
ほかにも山のような逸話があり、たとえば豊田自動車に講演にいったおり、小林は「トヨタはいずれ世界一の会社になる」と予言した。白州次郎は「そんなことはあり得ない」と言った。
小林はオカルト現象、心霊にも凝っていたという。
江藤淳とは三島の死をめぐって激論があった。三島の死の意義をみとめず「単なる老衰」として冷淡な江藤に対して、小林秀雄は「きみは歴史というものを何とおもっているのか」と激怒したことも後々まで語り継がれた。江藤若き日の勇み足、晩年の江藤は鮮やかに日本回帰し、『南州残影』を書いた。日本の歴史にのめりこんだ。
小林はある時「歴史とは何か」と問われ、「歴史は思い出である」と名言を残した。
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宮崎正弘の最新刊
『黒田官兵衞の情報学(インテリジェンス)』(晋遊舎)
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樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 977】
——「・・・うっかりものもいえんなあ、と誰かが笑った」(火野の9)
「赤い国の旅人」(火野葦平 『世界紀行文学全集』修道社 昭和46年)
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後ろ髪引かれる思いの多くの「一行の革命家たち」共々、愛群ホテルに戻ると、平和委員会から両替えの申し出があった。だが火野によれば、「もっとも費用は全部先方持ち、『中華』という煙草は気を配って配給してくれるので、自分の買い物さえしなければ金はいらない道理である」。
ところが昼食中、「事務局長から、みなさんのお小遣いとして、各人に五十円ずつくださるというのですが、いかがいたしますかという提案があった」。「くださる」という表現からして、平和委員会が「みなさんのお小遣い」の提供を申し出たということだろう。有態に言って人民から絞り上げた血税を使っての買収工作ということになろうか。
当時の貨幣換算でいうなら日本円では7500円程度だが、この金額は同じ時期の日本では中卒者の初任給とほぼ同じだ。調べてみると当時の大卒初任給は1万2千円前後だから、各人に渡されることになる人民元の「五十円」は大卒初任給の3分の2ほど。55年前後の中国における物価水準が判然としないので何ともいいようはないが、決して少ない金額ではないだろう。
因みに現在の大卒初任給の平均相場は20万円前後のようだ。
さすがに火野は、「私にはそんなものをもらうことをためらう気持ちがあった」ものの、一行の「大半が折角の厚意だからおうけしようと一決」。そこで火野も強いて反対しなかったようだが、「私は枷がさらに加えられた思いがした」と、些か苦しい胸の裡を吐露している。
その日、夕食を終えてホテルの部屋に戻ると、前夜に火野が読みたいと伝えておいた2冊の小説が置かれていた。
先ずは『喜訊』だが、「開巻第一ページに『日寇?領台山時』『有個獣性的日本兵』『把鬼子斬死』等の数語が眼についた」。「次に、『高玉宝』をひらいてみた。第一ページにいきなり『第一章、鬼子兵来了』とある」。
どちらも鬼子兵、つまり日本軍の悪逆非道さをこれでもかこれでもかと書き連ねた小説だ。『高玉宝』は、満州生まれの貧農の子供が勉学の道を断たれながらも地主、日本兵、漢奸と戦い、逆境のなで成長し、やがて文字を学んで自らの人生を綴った自伝体の長編小説だ。中国語学習も3年程が過ぎた頃に読んだ記憶があるが、良くも悪くも社会主義的勧善懲悪・刻苦勉励・社会主義クソリアリズム小説としか思えなかった。
だが当時の時代環境と自らの戦争体験から、火野は2冊の小説に打ちのめされる。「兵隊の時代に、中国人からうらまれることはしていないつもりだというようなことは、一人よがりにすぎない。
占領軍の一員であったということだけで、私が日寇の一人であり、鬼子兵であるにちがいないからである」。かくて火野は「私は中国にわざわざ拷問をかけられに来たような気がしはじめた」。
一行が乗り込む汽車の広州出発は夜中の12時。そこで食後、バスで向かった嶺南文化宮には、大亜湾(バイアス湾)上陸と海南島作戦についての展示があった。「この二回ともの作戦に従軍した私は、日寇の一員として、広東人に暗黒の思いをさせ、海南人を空前のわざわいにおいこんだのである。・・・文字どおり、足がすくんでそこから一歩もうごけないような苦しさだった」。かくて火野は「一人でかえりたくなって来た」と意気消沈の態だ。
一行がホテルにとって帰すと「金をうけとりに来るよう連絡があった」。指定された部屋に行くと「ベットのうえにズラリと二十八人分、現金紙幣がならべてあ」り、両替分と「平和委員会からの小遣い五十円をうけとる」。
小遣で一行の心を擽り、さり気なく小説を読ませて戦争当時を思い出させ、火野の心の奥底に潜むわだかまりを刺激する。その人心収攬術は・・・芸術と見紛うばかりだ。
《QED》
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)金浦空港から乗ったタクシー運転手のソウルに住む朝鮮族(国籍が中国で、吉林省あたりから出稼ぎにきた)にたいする反感が並大抵でありませんでした。
とにかく悪辣で女はみんな淫売、男は暴力団でカネ儲けに手段方法を選ばないと運転手。しかも自分は「朝鮮族だが中国人だ」と威張って、悪さをする。彼らが集団居住するソウルの郊外一画は警察も近寄らないほど治安が悪い。
現在、中国吉林省あたりから韓国に出稼ぎにきている中国籍の朝鮮族は約二〇万人ほどです。
それ以外にも滞在期間をオーバして不法滞在しているものの数は当局でも把握できていません。
彼らは中国では少数民族だと差別されていますが、韓国に来ると自分たちは中国国籍だと居丈高になっています。
とにかく中国人は韓国人をなめており、黄海の漁労禁止海域に侵入して乱獲していて、取り締まる海洋警察に逆に暴行するなど事件が多発しています。
しかし日本にたいしてあれほど強硬姿勢の韓国政府はコト中国人にたいしては腫れ物扱いです。現在ソウルの西南部の工場地帯に彼らが密集していて、凶悪犯罪地帯になっています。
朴槿恵政権は反日親中政策を進めていますが、韓国内でそれを批判する声が底流になっています。いまのところ韓中貿易高は2000億ドル台で日本、米国との交易高合計を上回っており、親中派の鼻息が荒いといえますが、中国は遠からずして韓国と世界市場で競合します。
その場合、韓中関係がこじれるのは明らかです。朴槿恵政権は米中両国と二股外交の綱渡りをしていますが、きわめて危ないギャンブルなのです。
(TW生、在ソウル)
(宮崎正弘のコメント)初耳でした。貴重な情報を有り難う御座いました。
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(読者の声2)カトマンズ在住の読者です。先日、貴誌に三回にわけて連載された宮崎さんのネパール旅行記、じつに面白く拝見しましたが、とくに町を歩いている中国人の若者が夥しいというのは本当です。昆明、成都、重慶ばかりか北京、西安からもカトマンズへの便があり、旅費が安いので若者に人気があるようです。
問題は中国人の行儀の悪さ、そして強引な値切り方です。商品の価値を判定しない。値切るだけが人生よ、って感じなので、商店街のひんしゅくを買ってはおりますが、なにしろ中国人は土産店で大量にネパールの商品を買っていってくれるので表立った批判はありません。
これはアジア全土、同じではないのですか?
(BN生、カトマンズ)
(宮崎正弘のコメント)インドへの中国人観光客はすくないですし、フィリピンの中華街はひっそりと静まりかえっています。領土問題で揉め始めてから、中国人観光客がこなくなったのです。
ベトナムはサイゴンにショロン地区がありますが、一党独裁ゆえに華字紙はなく、住民は静かにしています。ハノイにはチャイナタウンがありません。ベトナムで我が物顔は、なんと韓国勢ですね。
ラオスのビエンチャンのチャイナタウンは見窄らしい。カンボジアは、これから本格的に中国が出てきそうです。アジアでもっと活気に溢れるチャイナタウンは、いまのところ、タイですね。カトマンズは、まだチャイナタウンは存在しませんね?
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三島由紀夫研究会、十月の公開講座の御案内 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆
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三島由紀夫研究会、十月の公開講座は、ベストセラー『悪韓論』の著者、元時事通信ソウル支局長の室谷克実氏です。
『安重根と三島の差違』を仮題に熱弁をふるって頂きます。
記
とき 10月22日(火曜日) 午後六時半
ところ アルカディア市ヶ谷 7階会議室(白根)
http://www.jstc.jp/map/kenshu-mapARCADIA.html
講師 室谷克実
演題 「安重根と三島の精神の差違 韓国はなぜ駄目なのか」(仮題)
会費 お一人2000円(会員は千円)
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書評から
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室谷克実『悪韓論』(新潮新書)
快著の登場である。「悪漢」というコトバが使われなくなった久しい。悪の「漢」は良くないと中国に遠慮しての自己規制なのか。これではシナという国名が日本で使用禁止状態にあることがよく了解できる。室谷氏の新刊は、なんと「悪韓」である。刺激的なネーミング。室谷さんならではだろう。副題はもっと刺激的、挑発的である。「あの国に学ぶことなど一つとしてない!」。
かくて虚飾にまみれた隣国の実態に迫るのが本書である。
いわく。「ウォン高でサムソン、現代など大手企業のメッキがはがれてしまった」
つまり人為的ウォン安で、経済を維持発展させてきたが、その手法は円安の襲来でお終いとなった。
「爆発寸前のカード破産」
これは以前からも指摘されてきたが、なにしろ見栄っ張りの国民性、無理して高価なテレビなどを買い、見せびらかす習性があり、クレジット・カードを切りまくる。カードは限度内で使うという秩序的な発想をしないのが韓国人である。
「高学歴社会だが、大量の就職浪人がいる」
これは中国もおなじ。なぜ大学へ行くかと問えば、大学へ行かないと良い職場がない。いっそ大学など蹴飛ばせば、匠の世界があるではないか、と思うが、大学を出ないと人間扱いされない。独創的なモノを発明したり、苦労して改良したりという発想はない。これが韓国、中国を襲っている伝染病のたぐい。そして老人の自殺が多いという韓国社会の側面も描写されている。
核心的表現は次の個所である。
「現実の韓国とは、文明の終わりを思わすような悪辣な思考と行動、風習、風俗が闊歩する社会だ。それなのにぴかぴかの国であるかのように虚言を重ね、ドラマや製品ばかりではなく、悪辣な思考と行動、風習、風俗を内包する韓国型生活様式、いわばコリアン・ウェイ・オブ・ライフそのものを海外へ輸出し、海外で増殖させようとしている。これも韓国民族優先思想、換言すれば小児病的な小中華思想に発する行為だ」
快挙的快著が誕生した。
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