真珠湾攻撃は「騙し撃ち」ではない 【花時計さん】 | My Flame

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真珠湾攻撃は「騙し撃ち」ではない


 1941年12月8日、 日本軍はハワイの真珠湾を宣戦布告なしで攻撃した、とアメリカは非難していますが、実はルーズヴェルト大統領は真珠湾攻撃を知っていたようです。私も「ルーズヴェルト大統領は真珠湾攻撃を知っていた」という説を最初は信じられませんでした。もしそれが本当ならハワイで犠牲になった3千人近い同胞をルーズヴェルト大統領は見殺しにしたことになるからです。しかし、事実はやはりそうだったようです。
 今、発売中の雑誌『WILL』に堤堯さんが「ある編集者のオデッセイ」という連載を書いていらっしゃいます。それによると、真珠湾攻撃の前からアメリカもイギリスも日本海軍の暗号を解読できていたそうです。50年経って、暗号を読んでいた、その張本人がそのことを本に書きました。MI6(イ ギリス秘密情報機関)の工作員だったジェームス・ラスブリッジャーとエリック・ネイヴが共著で書いた『真珠湾の裏切り(Betrayal at Pearl Harbor)』がその本です。MI6の傘下にGCCS(官立暗号学校)という機関があったそうで、そこが1939年の終わりごろには東京の海軍軍令部とすべての艦船の交信を読み解くことができていたそうです。これでは戦う前から負けているようなものです。
 アメリカには「ブラック・チェンバーズ」という暗号解読機関があって、東京とワシントンにある日本大使館との間の交信を1920年の段階で破っていたそうです。1920年といえばワシントン会議の前年です。このワシントン会議でアメリカ・イギリス・日本の海軍が持つ艦隊の比率を5・5・3と決められてしまいましたが、それも日本の手の内が暗号解読によってアメリカやイギリスに筒抜けだったからだそうです。
 12月8日、真珠湾には空母が一隻も停泊していませんでした。当時、アメリカが太平洋に保有する空母は4隻あったそうですが、それがすべて出払っていました。山本五十六は日米戦のポイントは空母対空母、つまりは航空戦だと考え、ホノルルに諜報将校、吉川猛夫を送りこんで3隻の空母が真珠湾を出入りしていることを突き止めていました。それなのに8日はなぜ真珠湾に空母がいなかったのでしょうか?
 日本軍は正規軍同士の戦いでは非常に強かったそうですが、アメリカやイギリスなどの白人国家も中国人も戦わずして勝つことを得意とします。しかし「敵の情報を取る」ことになぜか日本人は疎いようです。それが敗戦を招いたのであれば、そこから学ぶべきではないでしょうか? 今、安倍政権が日本版NSCを創設する、という政策を打ち出しています。青山繁晴さんの解説によれば、これは戦後日本で初めての諜報機関を目指しているそうです。マスコミは例によって的外れな批判をしていますが、それにメゲルことなく本格的な諜報機関を目指してほしいと思います。