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『三島由紀夫の総合研究』(三島由紀夫研究会 メルマガ会報)
平成26年(2014)7月7日(月曜日)
通巻第822号
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(読者より)東京国立近代美術館フィルムセンターで「映画監督 増村保造」が6月24日から開催されています。
http://loco.yahoo.co.jp/place/g-zcGLsBC3wuE/movie/?
増村作品に20本もご出演なさった若尾文子さんのトーク・イベントも6日に開催され、フィルムセンター始まって以来の動員だとか。310名収容の同館に入れ切れない人の列がありました。
司会者の話では、早い人は朝8時10分から並んでおられたとか、映画は1時から、トーク・イベントは2時35分からなのにです。幸い、1時間15分前に並んだ私は席を確保できました。
増村監督、若尾さんと言えば、三島ファンは「からっ風野郎」。
トークの後半は、その話題でした。若尾さんは「増村さんは長い私の映画生活の中で、影響を受けた監督の一人。私には細かい演技指導は一切なさいませんでした。以心伝心というか不思議な関係でした」
そして「これだけ縁が深くても、お食事に一度も行ったことがないんです。父の郷里が山梨で一緒で、他人のような気がしなくて、増村さんも私のことを『妹のよう』と言っていたみたい。余計なこと、個人的なことは話さないけど好きでした。 でも、色々な意味で野暮な人」。
そんな増村監督が三島さん主演の「からっ風野郎」では、三島さんに厳しい演技指導をなさるので側で見ていて辛かったと「あれだけの大作家ですから、みっともなくないように作らなくてはいけないし、同じ東大卒同士だから、いじめるんじゃないかと周りが言うのを聞いて、つらかった。とも。
撮影に入る前に『何もなく終わりますように……』と神様に祈っていました」と。三島さんに何人かの女優さんの名前を挙げて選んでいただいたら、偶々私だったとも、クランクアップ後、増村監督とは、お食事もしたことないという若尾さんが三島さんにフランス料理をご馳走になった後、赤坂のクラブでダンスに誘われたそうで、「ごく簡単なダンスなんですけど、三島さんはぶつかるんです。天才的な頭脳の人は、運動神経がちょっと……って言うでしょ」と大作家との思い出を語った。
その後まもなく、三島さんはアメリカにお立ちになられた。
撮影時の三島さんの不器用さにも触れておられましたが、三島さんの映画出演を「お遊びで」と仰られた若尾さん。三島さんは生真面目な方、私はそれには異論ありですが。。。
ところで、「からっ風野郎」の上映は7月25日(金曜日)3時から。
三島由紀夫原作の「音楽」は、8月22日3時、8月28日7時からです。
「映画監督 増村保造」では、増村監督が残したテレビドラマ1本を含む57作品を一挙上映。9月7日まで東京・京橋フィルムセンター大ホールで開催(8月11~18日は休館)。
(深井貴子)
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産経新聞編集委員の宮本雅史氏による講演会を下記の通り開催します。弊会の姉妹団体「国防問題研究会」との共催講演会になります。
記
とき 8月27日(水)18:30~20:30
場所 ホテル・サンルート高田馬場3F大会議室(高田馬場駅前)
演題 神風特攻隊出撃70年~「特攻」とは何であったのか
会費 2000円(会員千円)
主催 国防問題研究会(共催 三島由紀夫研究会)
<講師略歴> 宮本雅史(みやもとまさふみ): 昭和28年和歌山県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。産経新聞那覇支局長を経て現在同紙編集委員。主な著書『「特攻」と遺族の戦後』(角川書店)、『海の特攻「回天」』(角川ソフィア文庫)、『回天の群像』(角川学芸出版)、『報道されない沖縄~沈黙する国防の島』(角川学芸出版)その他多数
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秋のイベントが二つ、決まりました!
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三島由紀夫研究会、九月の公開講座
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記
とき 9月22日(月曜) 1830(1800開場)
ところ 市ヶ谷「アルカディア市ヶ谷」四階会議室
会費 おひとり 2000円(会員1000円)
講師 井上隆史(白百合女子大教授)
演題 「三島が憧れたイタリア美術の旅」(仮題)
――若き日の三島はフランスからギリシア、そしてイタリアの彫刻に強く惹かれ、特別に発注した像を庭に飾るほどだった。その所以はなにか、作品群を通して、井上教授が解説。
文化の秋にふさわしき催しです。
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会員例会
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とき 10月27日(月)18:30~20:30
ところ 会場 ホテル・サンルート高田馬場 3F大会議室
(JR,西武線、東西線高田馬場駅前)
講師 藤野 博
演題 「三島由紀夫と神格天皇」(仮題)
会費 1000円(会員以外の方、その場で入会を受け付けます)
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三島由紀夫研究会 yukokuki@mishima.xii.jp
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(C)三島由紀夫研究会 2014 ◎転送自由
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