長年、チャンピオンロゴは下のような表記で使用されていました。
では、このCはいつから目玉のようなマークに変わったのか。
今回はそのお話をしたいと思います。
下はとある広告
こちらはチャンピオンが当時
サッカーウェアを広告に出したものですが
この1文目に
「我々の新しい1968年のアスレティックウェアカタログでは」
という記述がありますので
この広告が1968年だったことがわかります。
そして、チャンピオンロゴは今まで通り。
しかし、こちらをご覧ください。
これもとある広告なんですが
チャンピオンロゴのCが目玉になってます。
そして、真ん中あたりで
走り高跳びをしているイラストがありますが
その足元あたりの文章に「new 1969」と書いてます。
よって、このロゴが誕生したのが1969年
ということがわかります。
そして、わかりますでしょうか。
チャンピオンロゴに被るフットボーラーとバスケットボーラーの
イラストの上の方には生誕50周年のマークが。
つまり、生誕50周年を機にこのように
変更をかけたということなんです。
さらにこの広告には続きがありまして・・・
それがこちら。こちらも生誕50周年のマークのある広告。
この50周年を機にラベル(タグ)も一新するという広告。
よく見てみるとそこにはリバースウィーブの単色タグが。
これがお初のことだったと思います。
1969年に変更します!という告知なので
このタグで製造された商品が流通し始めたのは
70sってことになるのでしょう。
単色の最初期が70s~というのと合致します。
それでは最後ですが
この広告にはなんて書いてあるのか。
要約すると
このラベルこそが最高品質を提供する証。
デザインから使用する材料も革新させ、すべてのスポーツに適応。
チャンピオンは優れた印刷技術とノウハウがある。
そして、セールスマンは専門家なのでなんでも相談ください。と
流石、チャンピオンです。
業界№1に胡坐をかくことなく、常に革新を模索して
いいものを提供し続けていくという宣言です。
確かにこのころの品質は書いてある通り
高品質ではなく、最高品質でした。
最高の時代だったと言っていいかと思います。
今回はこんなところで。
インスタグラム