こちらのプリントパターンになるIOWA。
最も王道の杢×黒。
このプリントは誰もが知り、好きな方も多いかと思います。
そして、大学カラーになる黄×黒。こちらは特に人気な印象です。
しかし、このプリントパターンは単色期には存在しなく
トリコタグ期に入ってからのものになります。
以前、スクールカラーではないリバースウィーブという
IOWA STATEものを紹介したBlogで
80sは時代の流れから多様化が進み
上で紹介したようなスクールカラーではない
配色のものが多く出てきたと紹介しました。
このIOWA大学も生徒数が万単位の
マンモス校なのでその多様化の
流れは早い方だったと思います。
なのでリバースの配色も本当に様々
やぁ~、何色あるんでしょうか。
ちょっと上げただけでもこれだけあります。
これらはすべてトリコタグ~刺繡タグ期にかけて。
まだまだあるんだと思います。
ではこれらはすべて大学の生協で
売られていたのでしょうか。
おそらく答えはNO。
当時(正確には今でも)
大学の周りには学生向けの
衣類や雑貨を売るお店がありました。
そこでも大学のプリント入りの
リバースウィーブは売られていました。
なぜなら大学にライセンス料を払えば
小さな1商店のようなお店でも
生協と同じようなものをプリントが出来たんです。
でもそれにはルールがあって使えるフォント
使える文字、カプセルの中に入れられる文字も
厳密に決まっていました。
そのルールに則れば生地の色や文字色は何でも大丈夫でした。
よって、このような多彩な配色が生まれた
という可能性が高いかと思っています。
そこで今回はこちらを。
おそらく、IOWA大学の法学部の学生が着ていたもの。
こちらは白×黄。大学カラーからこの配色は有り得そうですが
ほとんど見たことないレアパターンかと思います。
タグは前述に違わず刺繡タグ。
これももしかしたら生協ものでは
なかったかもしれません。
リバースはもちろんヘビーデューティーなところが
魅力ですがそれ以外に
同じプリントパターンでも
このような変わった配色を探してみるのも
この年代の面白いところかと思います。
今回はこんなところで。





















