異国の窓から 〜旅の本
私的には、元祖旅本といえばこちら。
宮本輝著「異国の窓から」なんですけどね。
新聞小説「ドナウの旅人」の取材旅行として、
1982年、ドイツから東へ、ハンガリーやユーゴスラビア等を経て
ルーマニアで黒海へ抜けるまで 、
ドナウ川に沿って旅をした、その記録です。
はっきり言ってこのエッセイが面白すぎて、
小説「ドナウの旅人」は、なんだかなーて、霞んでしまったものです。
後に出た「彗星物語」も、この旅での出逢いがなければ生まれなかった小説ですね。
こっちは名作!宮本輝作品の中でも、かなーり好きな本です。
ちなみに、「異国の窓から」だけ本がキレイなのは、買い直したからですよ。
ぼろぼろになっちったんで。
作家、当時まだ30代、すでに芥川賞は受賞していらっしゃいましたが
不安神経症という持病と闘ってもいました。
長い旅の中で、いつ発作が起きるかという恐れを抱え、
でもしまいには、死んだっていいではないか、っていう達観に繋がっていくの。
作家の目と言葉が切り取る東欧の風景、それも素晴らしいけど、
この本では、やっぱり、人との係わりが面白い。
旅先での出逢いだけでなく、同行者との軋轢とか和解。
なにしろご本人、ばりばり大阪のおっちゃんなんで、笑えるエピソードもたくさんです。
たとえば?必殺日本語突き、とか。
海外で、あまりにも理不尽な扱いを受けたときには、
なにさらしとんねんこのボケがっっ!!ってな大阪弁が、効果てき面だそうでございます。
なんていうか、心の栄養みたいな本。
自分も海外へ行ってみようなんて、考えはしなかったけど
いつ何が目覚めるか、わからないものですねぇ。
宮本輝著「異国の窓から」なんですけどね。
新聞小説「ドナウの旅人」の取材旅行として、
1982年、ドイツから東へ、ハンガリーやユーゴスラビア等を経て
ルーマニアで黒海へ抜けるまで 、
ドナウ川に沿って旅をした、その記録です。
はっきり言ってこのエッセイが面白すぎて、
小説「ドナウの旅人」は、なんだかなーて、霞んでしまったものです。
後に出た「彗星物語」も、この旅での出逢いがなければ生まれなかった小説ですね。
こっちは名作!宮本輝作品の中でも、かなーり好きな本です。
ちなみに、「異国の窓から」だけ本がキレイなのは、買い直したからですよ。
ぼろぼろになっちったんで。
作家、当時まだ30代、すでに芥川賞は受賞していらっしゃいましたが
不安神経症という持病と闘ってもいました。
長い旅の中で、いつ発作が起きるかという恐れを抱え、
でもしまいには、死んだっていいではないか、っていう達観に繋がっていくの。
作家の目と言葉が切り取る東欧の風景、それも素晴らしいけど、
この本では、やっぱり、人との係わりが面白い。
旅先での出逢いだけでなく、同行者との軋轢とか和解。
なにしろご本人、ばりばり大阪のおっちゃんなんで、笑えるエピソードもたくさんです。
たとえば?必殺日本語突き、とか。
海外で、あまりにも理不尽な扱いを受けたときには、
なにさらしとんねんこのボケがっっ!!ってな大阪弁が、効果てき面だそうでございます。
なんていうか、心の栄養みたいな本。
自分も海外へ行ってみようなんて、考えはしなかったけど
いつ何が目覚めるか、わからないものですねぇ。
