川辺にて | golapi life

川辺にて

船のある風景が、とにかく好きらしい。それはもう理屈抜きに。

海が好き。って言うと、ちょっと違う。
Beachじゃないんだ。
港町の風情が好き。これはもう生まれ育った場所が、そうだったからでしょう。

で、割と最近になって、湖だろうが河だろうが、とりあえず船が浮いてたらOKかもねって気付いたの。
近場で好きな場所って言ったら 横浜の山下公園と河口湖畔だし
ロンドンだって、テムズ川が最重要ポイントだと思う。

バングラデシュについては、はっきり言ってその手の期待はしておりませんでした。

しかしこの国こそ、水たまりの国、水運の国であったんですね。
$golapi life ~薔薇色のものづくり in Bangladesh-sadar
船着き場ショドルガット。
ちっともキレイじゃない、泥色の河なのに、
乗り降りする人々や物売りで ごったがえしているのに、
しーーーんと、時が止まったような、旅情に取り込まれる、不思議な感覚。

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こんなボートには乗りたくないけどなあ。
地中海の渡し船ならば、万一転覆しても、引っ張り上げてもらえれば大事に至らない気がしますが、
ここでひっくり返った日には、一貫の終わりではないかと。

ちっちゃいやつは対岸へ渡るだけかな。
大きい船もたくさん停泊していました。

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この国は、ほとんど平坦というか低地なのですが 北にヒマラヤ山脈を背負い、その雪解け水がざんざか流れ込んでくるといいます。
国中川だらけ。水害も多い。
でも雨は恵みの雨でもあり、川は田舎と都会を結ぶ航路でもあるの。

ああもしかしたら数十年前の上野駅、的なことでしょうか。
ヨーロッパに憧れたって、しょせんアジアの仲間だよな、って、そんな親和感でもあったでしょうか。

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海外へ働きに出て、家族に送金する人も多いそうです。
首都ダッカで働く人も、ラマダン開けのお祭りの時は たくさんのお土産を抱えて故郷へ帰るそうです。
そんな、本当に根本的な、家族を愛し故郷を愛するっていう部分に、当たったかな。

よくわからないけれど、妙になじんだ船着き場の風景でございました。