自虐の詩~四コマ漫画~ | エクレアのブログ

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気の向くまま思うままに綴っています。

こんばんは(^∇^)
エクレアです。今日も雨降りでした雨
でも昨日ほど寒くなかったです。

今回は我が家の本棚の中にあった漫画本について書かせていただきます。
「自虐の詩」 著者は業田 良家さんです。


自虐の詩 (上) (竹書房文庫ギャグ・ザ・ベスト)/業田 良家

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四コマ漫画なんですが、可笑しくもあり
悲しくもあり、まるで人生の縮図のようなストーリーです。

私の持ってるのは下巻なんですが、本の帯には


日本一泣ける文庫!!
「幸や不幸はもういい。・・・人生には明らかに意味がある」
四コマ漫画の限界を超えて、生きる勇気を与えてくれる。

と出てました。

巻末には解説インタビューとして
漫画家こばやしよしのりさんの言葉が載ってました。
引用させていただきます。


こういう幸江みたいな人は昔いたんだよね、
うちのすぐ近くにもそういうおばさんいたよ。
やっぱり旦那が酒乱でまともに家に帰ってこないし
帰ってきたら暴力をふるって一家丸ごとたたき出してしまうし
昔はいたわけね。

でもあんなのがマンガの主人公になるとも思わなかったし
そんな悲惨な話を描いたって読者に喜ばれないと
思っていたところがあったよね。
  (中略)
でもそれをつき放して見たら
いつもいつもいじめられてるこの女が面白いという視点が
実はあったわけよね。
  (中略)

結局人のおかしさみたいなものをどんどん発見していくというのは
人のつまらなさみたいなものを発見していく部分でもあるわけね。

こんなにくだらないことをやるんだ、
こんなつまらないやつなんだって
そのつまらないやつなんだっていうところが
逆に、すごくかけがえがないんだとか、だからすごく愛せるんだと
いうところに転化していってしまうようなところがある


このマンガの主人公・幸江さんは
名前とは裏腹に思いっきり幸せ薄い女性です。

旦那(内縁の夫)は元・やくざで
働かない、お酒を飲む、賭け事、ちゃぶ台返し
ありとあらゆる女を困らせることばかりやる人

読みながら、「何でこんな男に尽くすんだろう」と
腹立たしくなったこともありました。

でもどんなにひどい事されても幸江はこの男・イサオに
ぞっこんで愛しているんです。

なんだかんだ言っても幸せなのかも、
この主人公の女性にとっては・・・・。

可哀想な女なのに、なんか滑稽に見える
それはきっとこの漫画家、業田さんの表現力なんですね。

「自虐の詩」は映画にもなりました。動画は予告編です。




映画館には見に行きませんでしたが
ビデオを借りてきて見ました。

マンガとはちょっとイメージ違うかな、思いましたが
おもしろかったです。

「ちゃぶ台返し」なんて今の時代やる人多分いないですよね、
でも前に勤めてた会社で一緒に働いていた人の旦那さんは
よく、やったそうです。

思うようにいかないのでこんな暴挙に出てしまうんですかね
でもひどすぎ、その人も苦労したと思います。

なんていっても「働かない」というのはダメですよね。
だけど幸江は文句ひとつ言わず、黙って自分が働いている

隣のおばちゃんに「なんであんな人と一緒に暮らしてるの?」
言われても逆ギレして「あの人の悪口言わないで」と返すのです。

先ほど引用したこばやしさんの解説インタビューのところ
ほんとに納得させられます。

最後、親友の熊本さんと何年ぶりかで駅で会い
涙を流しあうところは、ほんとに「人生」を物語って
いるようで、いい場面でした。