蝉たちの夏Ⅱ孤独が集結している 決して和することの無い 彼らのトーン それぞれにうめき それぞれにその日を 歌い上げて 彼らは又重いものを 脱ぎ捨てているのか それにしても声は 意に反するようにのびやかだ この地上にいることを忘れたように