私は眠る

夢を見るために

 

わたしは眠る

その風景がいい眺めだと思う

動画など問題ではなくて

 

わたしは眠る

忘れることも

自分の姿のひとつだろうか

 

わたしは眠る

夢の中で恋をしたいとも

それは今まで何度かあった

 

わたしは眠る

もう一息と言うシーンが多かった

その点では無念であった

 

わたしは眠る

詩を書くように

風景を巡りながら

 

わたしは眠る

そうしてわたしが自分で

なくなるために

 

目が覚めると

ドッとさみしさが襲い掛かる

 

これから出掛けるのか

眠い目をこすりながら

 

わたしはいつも眠い

現実のこと

見たくない位に