詩は多少なりとも

パステル画の趣が

 

それを自分としては

匂わせたくもあって

 

空と海と森と

子供のように

気になって

 

言葉で

自分の視界と

それに伴う想像を

一旦包んで

 

それを描いているうちに

解いて行く

それを解き放つ時間

パステル画の様相が

 

ただそれらの風景には

やはり君がいれば

 

色の波が加わって

今彼女は街を散策中だって

街も悪くないね