なお綻ぶピアノ楽曲一日分の色が そこに集まる 一日分の映像の 尽きせぬドラマが そこで展開して それはもはや追憶でもなく これからのイメージでもなくて 巡る たとえ小さな思いでも 巡って そのふくらむ孤独の 堆積を何度も感じながら 次第に色めいて来た シンフォニーを意識している 手そして足の動きは 自身の感度です 流れに乗って わたしのこころがついて行きます