悠然と行く

鷹のさり気ない姿が

又自分の中を流れている

 

それは心に何かを

残して行く

 

或いは永遠に鳴り響く

メロディだろうか

 

今みずうみの上に

お前はひとりの奏者

かも知れない

 

出来れば新しい朝の

色を共有したい

 

わたしはまだ

後方の森のあたりに

いて

 

でもイメージは

鷹よ

不透明であっても

 

お前を支えにして

のびているはず

 

高く飛べよ

 

わたしは

紙ひこうきを貫くだろう