無記名わたしがいないことで 生じることは 何もない ずっと それはもう自然のように 遠くを見るのが いつか知らず好きに なっている 海を 森を そしてたまには あなたを それにピアノの調べが 加わって 弾いているのは 自分 ここでは自由に 無記名でいられます