心とからだ

一致している

なんて言っていたのは

いつのことだろう

 

男と女

表面としてはたしかに

そう区別されても

 

内がわは

想像以上に苦しんで

いるかも知れない

 

一致する

しない

そんな単純なことではなく

 

一応世間は

制度的に男と女と

区別の意識と言うか

しくみにすがっているけど

 

時の流れは次第に

変化して

それは更に深まって

 

でも愛する心は

変わらない

 

男になろうが

女になろうが

 

一時は

ホモセクシアルも

レスビアンも

又両刀遣いも

 

異常視されていた

今ではごく普通とまでは

行くかぬにしても

 

その一方でまだ今までの謂わば通例に

基づいている傾向が強くて

 

男と女

今はそれに限らない

愛は夫々のかたちで

 

とりどりの灯を

育てようとしている

 

あとは社会的な立場

だろうか

この国は人権と言う

 

大切な一面において

少なくとも欧米諸国から

遅れを取って

途上国に甘んじている