自分の書く詩には

どうしても愛着が

もうひとつである

 

恥ずかしいと言うか

今更と言うのか

 

嫌悪することは殆ど

無いのだけど

 

一月の今日の空は

放射冷却のせいなのか

妙に雲の姿が見えず

 

水っぽく淡いブルーに

なっている

 

部屋に差し込む日は

あかるく

 

でもさみしさが漂う

どうしても自分の目には

 

恋をしたくなっている

この胸の恋の残り火は

 

妙に愛着を覚える

それだけは