方向性は無い

時間が流れている

 

その日々の風の中を

行くだけだろう

 

漂う

その感じもたしかにあるけど

 

とにかく行くことが

ただ普通からすれば

 

寄り道がちょっと多い

だろうと

 

芭蕉翁を胸に思い描き

広げている

 

師は語自身の道を

行かれた

 

果敢に攻めるような

厳しさと

 

ご自身にこだわる深い

一面から出た風の優美性と

 

芭蕉翁 小生はまだ

可能性を秘めておりまする

 

方向性を定めず

巡って行くのが