黒の似合う女性は

極めて少ない

 

感覚的に劣っているのか

それとも単純に着こなせないのか

そこのところはわからないけど

 

黒の似合う女性が

少ないと言うのは

自分にはさみしいことだ

 

黒のタートルネックひとつでも

似合う人はそれで

すっきりと映える

 

そこに彼女のもうひとつの画像

まで鮮明に浮かび上がって

 

自分に夢を見させてくれる

幻夢

それとも愛に惑溺する時の到来か

又貴重な時間を差し出すように

 

黒を見ることは

新たに心の扉を開くこと

 

そこから生じて来るのは

やはり夢の重さであるだろう

 

妖しさは言うまでもない

漂って来るのは女そのものの

匂やかさである

 

清楚な色白の顔つき

均整のとれたスタイル

そして内に秘めた女としての

最大級の妖艶さ

 

如何ですか

今夜お付き合いを願えますか

 

御足もすらっとして白いですから

黒のストッキングをはいて

 

それを黒のガーターベルトで

吊って下さい

 

勿論ランジェリーはすべて

黒です

 

そうでないとわたしは

夢見ることが第一出来なく

なってしまいますから