風景に寄り添う

ありすれた言葉で

 

それは或いは夢の

続きであるかも知れないし

 

知らない部分が

溢れる程あって

 

日々が流れて行く

その意味は風景が

絵文字として流れて行くことでも

あって

 

しきりと緩やかに発する

彼らの言葉を胸に

再生して

 

風景は又わが身の

舞台でもある

そこには自然人との関わりも

 

時には愛が

それも心に生じた海や森の

情景がもたらすこともあるだろう

 

様々の生の意志がそこに

内包されていると思うと

 

その日の雲のかたちにも

目を遣る

 

風景に寄り添う

ありふれて熱い自分の言葉で