自分の中のイメージは

川です

それは大河の時もあれば

それとは真反対の小川の

場合も

悠然と流れる大川の

雰囲気は

その時の空と光と

大気

つまり自然とそれらの持つ

リズムが合わさって

大らかさを自分の中に

形成して行く

謂わばその日の胎動のような

ものなんです

 

でもそれは大河だけではなく

小川にもその流れは

通っています

ささやかと思われがちですが

そこにもたしかなリズムが

周辺の草木や花たち

蝶の動きや鳥たちの声すらが

重なり合って

それらがわたしを更なる高みへと

意識させてくれる

時に豪雨によって増水する川

イメージは一変しますが

自分の激情的な部分と合致すること

それが又新たな要素を弾き出すものと信じて

弾き続けて行こうかと

へ長調にせよ 何の旋律にせよ

弾く指は心の一部ですから