やはりわたしには夢
夢がどうしても
わたしのからだに纏わりつくように
凄く心地がいいの
何もかも忘れたい位に
鏡のように
恋はいつもわたしを映し出す
だから強く意識する
彼のこと
彼が又ふざけた悪さをして
わたしを迷わせる
わかっていてもわたしは許す
許してしまう
心は新しいものを求めて
沈んで行く
気が付くと彼の胸の中
彼は余裕の笑みを投げ掛け
わたしを又もて遊び始めて
わたしは言うなりになったようにして
彼を見ている
夢は続く
穢れが無いですって?
さあそれはどうかな
もしかしたら或る日不意に
彼の首に手をかけてーーなんてことも
さあそんなことのないように
又抱かれてあげる
夢は見ていたいもの
傷つく?
一緒に傷つくのよ