体の記録


死産当日

分娩直後から、急に体が軽くスイスイ動けた。

これは産後ハイだったのか。

子宮収縮の痛みもなく、助産師さんに、それはそれでよくない…と言われる。

薬は、出産後の夜から、子宮収縮止血剤と、抗生剤と、痛み止めがでた。入眠剤も出してもらった。

痛くなかったので、痛み止めは飲まず。

子宮収縮止血剤と抗生剤を3日間飲む。



翌日

この日も腹痛なく。

出血もおさまりそうな気配。

こんなに早くおさまるんだ。とおもった。



3日目

子宮収縮の痛みを感じはじめる。

止まりかけた出血も復活。

痛み止め飲み始める。



4日目

抗生剤と子宮収縮止血剤 終了

出血あり。



5日目

頭痛で昼寝4時間するも夜もしっかり眠れた。

疲れがでてきた感じ。出血あり。



6日目

頭痛ひどい。出血あり。

子宮が攣る痛み。(走って横っ腹痛いみたいな)



7日目

火葬の日。頭痛おさまる。出血あり。腹痛なし。

夜になり強い腹痛あり、出血量増える。心配。





メンタルと行動の記録


死産当日

夫が病院にいるうちは落ち着いていた。

おわってしまった…

という気持ち。

夫帰宅後、心細くなり弱気に。赤ちゃんの鳴き声が聞こえてくる隣室に気を遣いながら嗚咽をこらえて泣いてすごした。

入眠剤を飲んで朝まで眠った。



翌日

退院。夫のお迎えにうきうきしたり、くやしさに泣いたりしながらすごす。

家に帰ってほっとしつつ、わんわんと泣いた。

夫が帰宅後穏やかだった。

この日も入眠剤をのんで眠る。

薬がきれるころ怖い夢から目覚め、瞬間大泣きした。夫の布団に入れてもらいなだめてもらった。

その後眠れるもまた悲しい夢をみて、寝ながら泣いていたらしい。

夜泣きがひどい。わたしの。



3日目

目覚めてすぐベッドでないてすごす。赤ちゃんに挨拶をして、気持ちを落ち着かせる。

日中はあまり泣かずに過ごした。

ちゃんと生活しよう。少し家事をしたりと前向きになろうとした。

夜泣きもしなかったが、人が殺される夢をみたりして怖かった。



4日目

怖い夢をみたので、どんより起きる。

生についてとか死についてとか、子どもをもつとかもたないとか、想いにふける。

夫からすこし外に出るようにと電話はいり、買い物にでかけた。お花を買ってきていけた。

この日からは泣かずに過ごした。

さみしく、夫の帰りを心待ちにした。



5日目

掃除と読書をしてすごした。



6日目

赤ちゃんにお手紙を書いて折り紙を折った。

夜、赤ちゃんを連れ、夫と3人でドライブへ。



7日目

火葬の日。

朝早起きして3人で海を観に行った。

家にかえってきて、家族写真を撮った。

火葬には私の父母もきてくれ、父は、初孫だからと赤ちゃんの顔を見せてほしいと、見てくれた。嬉しく悲しかった。

抱っこできる棺だったので、父母にも抱っこしてもらった。

骨は思ったよりしっかりと残ってくれた。

一緒に食事をして、落ち着いていろいろ会話をできたので、父母の心配もすこし晴れたかとおもう。