2017年8月、私は突然白血病を発症しました。
急性なので、まぁ普通は突然なんですけどね。
突然過ぎて、状況に気持ちが追いつきませんでした。
なので、
私の何が悪かったの?
と思いました。
普段の生活習慣の振り返りや反省もしたし、私は何の罰を受けてるんだろう・・・といった、答えの出ない精神世界のようなことまで、夜な夜な病室のベッドで考えていました。
スピリチュアルなんぞ信じない私ですが。
突如として思いもよらない事が起こるとスピリチュアル的なことまで考えてしまうものです。
45年も生きてりゃね~
何かの罰を受けてるとしたら、あの時のアレか?と思い当たるような人生の汚点が、何個も浮かぶもんです(笑)
・・・いや笑い事じゃないんだけど。
私自身の行いで私自身が罰を受けるならまだしも、まだ5歳の息子が母親と離れ離れになるような罰を受けなきゃいけないのはなんでだ!!
夫が仕事とワンオペ育児を突然突きつけられるほどの何をした!!
理不尽だ!あり得ない!
と、見えない何かを恨みました。
私って運が悪すぎる!
と、自分の運命も呪いました。
でもさ、、、
じゃあ、あれから4年半経った今、私は不幸か?
・・・決して不幸ではないと断言出来ます!
そりゃ後遺症もあるし、もう発症前の体調には戻れないこともわかってる。
IgG(免疫力)も少なくて感染症のリスクは依然高いままだからコロナも重症化ハイリスク群だし、血小板の数も少ない。
でも白血病で得たことや学んだことはいっぱいあります。
色々助けてくれた人、心から心配してくれた人などなど、こんなにも人の温かさを感じたことも過去一番の経験でした。
発病したことで知り合えた大切な友人たちもいます。
コロナの自粛生活も、
3ヶ月もの息子の休校期間も、
半年に及んだ入院加療生活に比べたらなんてことない。
だって家族揃って家で過ごせるんだもの
コロナストレスは誰よりも低い自信があります。
それは白血病がもたらしたプラスの副産物。
要するに、どんなに辛い状況に遭遇しても、その状況から脱出出来れば、不幸だなんて感じなくなる。
ということも、身をもって学ぶことが出来ました。
だからと言って、
神様は超えられる試練しか与えない
・・・とは思いません。
神様に与えられたとかそんなんじゃなく、
自分の考え方次第なんです。
半年私と離れて頑張った5歳の息子も、俺は小さい時から不運の連続なんだよぉ・・・とやさぐれるのではなく。
この経験をバネに、強く優しい人になれれば誰よりも幸せな人生を歩くことが出来るはず。
なので私は、胸を張って幸せと言えます!
家族に迷惑をかけ、息子には寂しい思いをさせ、周りにたくさんの迷惑と心配をかけたことは本当に申し訳ないと思うけど、私自身は今とっても幸せ。
自分自身の考え方次第とか言いながら、今の幸せを味わうために私は白血病になったのかもしれないなぁ・・・と、またスピリチュアル的なことを思ったりもするんだけどね~(^▽^;)
人生にはついてない・・・と思う出来事ってつきもの。
それを、誰もが乗り越えて幸せになれたらいいなと思います!
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