最近,東北での地震が増えてきた感じが。

気をつけたい

三鉄の二駅、そして碁石岬の次は陸前高田市の高田松原跡地、

東日本大震災津波伝承館のエントランスを抜け海へ。

海を望む場から高田松原、そして広田湾

東日本大震災当時、発生後1時間弱で最大17mの津波が襲った地。

住田町の女性が、震災前に拾っていた松ぼっくりから取り出した、たくさんの種を寄贈してくれたことをきっかけに行われた約4万本の植樹。

50年後、前のような松原になることを祈念。

堤防の向こうに奇跡の一本松

 

震災遺構

大きな被害を受けた陸前高田ユースホステル

奥に見える奇跡の一本松は、建物が堤防の役割で直撃を避けれたと考えられている。

2010年7月から長期休館中であったため人的被害はなかった。

建物は、地盤が砂地だったことで、津波でえぐられ建物半分が折れ曲がった。

案内板に当時の建物が写っているが、沈んで折れ曲がった様子がわかる。

 

ユースホステルの敷地内にあった松の木が一本、

 

震災後の一本松

まわりの松がなぎ倒されている様子もわかる。

こうやって残ったのが奇跡!

このまま塩害などで枯らしてはいけない。

奇跡の一本松は、実物をそのまま植栽したのでは無理があるので、

保存プロジェクトが始まった。

根の部分をコンクリート基礎で固め、上部の枝、幹の内部には特殊素材の芯棒、

上部の枝葉はレプリカ造形等々で完成。

枝葉部分をアップで。

このままの形でこれからもここに。

やなせたかしさんが描いた、ヒョロ松君。

これで、一泊二日の岩手・久しぶりの帰省と立ち寄り終了。