フライングスター風水を読み解くときに欠かせないものが、山星と水星です。

 

家の建った時期、家の向きがわかったら、法則に則って1〜9の星を中央を含めた9方位に飛ばしていき、「飛星チャート」を完成させます。

 

各方位には、3つの星(数字)が配されるのですが、その中の2つの星が「山星」と「水星」です。

 

この山星と水星を見ることで、家のどのエリアに、どんな運があるのかを知りることが出来る、正に鑑定の肝と言えます。

 

山星とは、対人関係、恋愛、健康といった人間関係運を見る星になります。

 

水星とは、金運、仕事運を見る星のことを指します。

 

これら二つの星が、すべての部屋、玄関にも、リビングにも、寝室にも、同時に存在することになります。

 

しかし、両方とも使えるわけではありません。

 

2種類の星は活動する条件が異なるため、実際に力を発揮するのは、どちらか一方の星だけなんです。

 

人間関係運の山星は、寝室や書斎など静かな環境で働きます。

 

財運の水星は、玄関やリビング、あるいはお店など、活発な環境で働きます。

 

つまり、その部屋の使われ方次第で、どちらの星が活性化するかが決まってくるわけです。

 

例えば、玄関に幸運の水星8が来ていれば、その家は金運・仕事運に恵まれ繁栄するでしょう。

 

しかし、玄関の山星に幸運の星8、水星にトラブルの星5が来ていた場合は、山星は働かず、トラブルの水星5が活性化するため、不運の家となってしまいます。

 

このように、飛星チャートで、どの部屋にどの星が分布されているかが分かれば、事前に何が起こるかが予測できるわけです。

 

だけど、もし悪い星が来ていたらどうしよう・・・。

 

心配になりますよね。

 

通常の風水なら諦めるしかありません。

 

しかし、フライングスター風水には、改善するための「対処法(レメディー)」が、ちゃんと用意されています。

 

1〜9の星は、全て木・火・土・金・水の五行の性質を持っていますから、五行の材質を持ったアイテムを使うことにより、幸運星を活かし、不運星を抑制することが可能なのです。

 

しかも、龍や麒麟、八卦鏡などの風水グッズは不要です!

 

身近なものでも代用可能なのが、嬉しいところです。

 

もし、これから新しく家を建てる計画があるなら、あらかじめ星の配置に合わせて設計しておくと便利ですよね。

 

 

 

※各エリアには、人間関係を司る「山星」、金運・仕事運を司る「水星」が配置されており、それを如何に活用するかで家の運気が決まる。