何かあって、弟に謝ることができなくなった時のために、ここに書いておこうと思う。


実家に久しぶりに帰ってきた弟に怒りをぶつけてしまったこと。

さっきまでイジイジグチグチ一晩中イライラして、徹夜のままの私です。

あのあと夜中に母をラインで文句を書き立てて起こした挙句

夜中2時過ぎにまだ怒りが収まらず、まだ腹を立てて、母に文句を言っていた。

この30年間ずっと地味にイヤミを言われ続けて、それが爆発した、とか

30年前に腹に蹴りを入れられたのをまだ私は根に持ってる!とか

↑私は異常に記憶が良いので、子供の頃の喧嘩で下克上が起きた兄弟喧嘩のことを根に持っていた。

眠ることもできず、弟が母にプレゼントした高級なカップを床に叩きつけて割った。

しかも2つも。
これ、私が気に入ってコーヒー飲むのに毎日利用していたやつ。
一つはすごい洗練されていて素敵なカップだった。

思い切り叩き割った。
死ぬより気がすむように割っていいでしょ?と聞いて。

でもね、物に当たってスッキリしたことなんかないんだよね。

しかも弟が母に贈ったもの。
1つ一万位するやつ。

ただの嫌がらせです、、、。
私だけの気がすむようにしたい衝動でやりました。最低です。

もうこれトラウマを自分で作って、馬鹿じゃない?って思ってる。

おかげで毎日欠かさず入れていたコーヒーを入れる気にもならない。

他に50くらいあるカップも見たくもない。

やっとこの時間になって、自分のしたことについて反省しなくてはいけないのでは?とやっと気づいた。

母は、弟は

そんなつもりで言ったんじゃない、ごめんって言ってたよって。

↑頭に血が上って聞いてない。

あのあと、後片付けも文句も言わずしてたでしょ?

↑私もしたかったけど、ぐったりしすぎて動けなかったなか、2人で片付けてくれた。

その後、母が弟に、私のこの10年の辛さを話したらしく

うん、うん

って聞いてたよって。


今回私が嫌だったことは

自分のだるさが人に伝わらなくて嫌な思いをしてきたこと

その状態を死んでいる、と言われたこと。

悪意はなく、軽口で言われても、一番言われたくないことだったんだろうな、と思った。

人に見た目だけで辛さなんか伝わらないのは分かっているんだけど

私は弟に

お前もリウマチになればいい

って言ったらしい。

それを聞いて、弟はショックだったみたいよ、と母。

弟は若いときは繊細で、彼女に振られたときは食欲なくて寝込むくらいだった。

でも、私もグチグチ考え込むくらい、繊細というか細かく神経質に同じことを何十年も忘れずに、忘れられずに、根に持つタイプ。

病院の先生に言わせると、私も繊細らしい。
ただ人並外れた照れ屋で、人にそういうのを絶対に見られたくないので、無理してでも普通のフリをしているタイプ。

結局、表現が違うだけで、弟と私は似たタイプなんだよね、と。


なら、弟だけ傷ついた態度をとってるから、母に優しくされるのは間違ってないか?

昔は弟を大事にしていたんだから、今は私を大事にしてよ、と。

↑もう難癖つける私。



そして、今やっと気づいた。


母と弟がこうして家族と会えるのはこの先もう何回かしかないのかもしれない、と。


もしかするとこれが最後だったのかもしれないと。


私が嫌な気分のまま、悲しい気持ちのまま、永遠の別れにさせたのかもしれない、と。


やっと本気で反省しなくてはならない、と思った。


私が弟にもう二度と会えなくても後悔はしない。


でも、母と弟は違うよなーって。


コロナ騒動もあって、なかなか会うこともなく、このまま誰かが死ぬ可能性がある。


母も歳なので、この先10年生きているかな?と思ったら、悪いことしたなーって、反省した。



多分、次会うことがあったら、今回のことは忘れたフリをすることになるんだろうけど。


悪かったなー。


弟に悪気はなかった。

私と母に意地悪を言うのは、弟の奥さんには決して言えないから。


私と母には甘えることができるくらい信頼しているから、言いたいことを言っていたんだ。


奥さんのことは信頼してないよなーと、そうか、言えないよなーと思った。


↑弟がベタ惚れして10年かけて結婚してもらった相手なので、すごく大事にしてるのです。


奥さんは弟をどう思ってるのか知らないけど、結婚しないなら別れると言って、やっと結婚したくらい乗り気じゃなかったみたい。


弟が炊事洗濯など働きながらやってるらしい。

そして、奥さんのお母さんが倒れたので、同居している状態。


弟が、私や母にイヤミを言うようには、奥さんには絶対言えないよ、とうちの母に諭された。


そういうのもすべてひっくるめても、弟は自分の良いものが、相手も良いものと思ってくれる、という自分中心の意見や贈り物が多いんで、我々は苦笑することが多かったんだけど。


弟は実家から帰って行った。


帰るとき、お小遣い置いていったよ。


姉にもって、別に用意してくれてたよ。



分かってた。弟はそういうことをしてくれる子だということは。金額は聞いてないけど、10万くらい置いて行ったんじゃないかな。


今回のことがあったから用意したんじゃなくて、最初から用意していたんだろうということも分かっていた。


昔は散々親からせびって、借りた金も返さないやつだったので、遠慮なくもらうようにしているが。


私は母に面倒をみてもらってるから、母がもらっておいて、私は受け取らないことにした。


今回のことがあってもなくても、多分母に渡していた。


本当に私と弟は似ている。


ちゃんと大事なことはわかり合ってるんだよね。


今やっと、ここまでの精神状態に戻ってきた。


今日はいつもよりまとまらない文章になってしまったけれど、忘れないように残しておく。